英語の試験でよく聞くのは、TOEIC, TOEFL, IELTS,英検
この4つくらいでしょうか。
実際は他にもありますが、これから何か英語の資格を取りたいと思っている方は、
このメジャーな4つから自分に合ったものを選べばよいと思います。
それぞれ試験のタイプや種類が違いますので、自分が必要としている試験を
受けてみるとよいでしょう。
今回はTOEIC Listening & Readingについて解説したいと思います。
目次
✔もくじ
1、TOEIC, TOEFL, IELTS,英検の違い
英語を勉強し始めるためのきっかけとして、英語の資格取得を目標とすることは
自分のレベルを知ることもできるので、とてもわかりやすい指標です。
しかし試験にはそれぞれ特性があります。
リスニング、ライティング、リーディング、スピーキングのどの力を確認したいかによって、受ける試験が変わります。
中には1回の受験料が高いものや、1年に受験できる回数が少ないものもあります。
もしあなたが今何か英語の資格を受けてみたいと思っているのであれば、
いつ受けるのかをまずは決めて、その目標に向かって計画的に勉強を
始めましょう!
2、TOEICとは
241万人!
全体では160か国、700万人近くが毎年受けているとても人気の試験です。
しかし、アメリカなどの海外ではあまり知名度がなく、
受験者の多くは日本と韓国になります。
なので、日本または韓国で就職や受験をする際に有効な試験と言えます。
年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国80都市で実施
受験できる回数がほぼ月に1度あるので、目標を立てやすいですね!
受験や昇進、昇格で必要なのは3月が多いのですが、それまでにスコアを提出するとなれば、
1月が受験する最後のチャンスになり、2月は試験がありませんので注意が必要です!
試験も慣れが必要なので、1回目よりも2回目の方が
やり方がわかってきて点数が上がる場合があります。
それゆえ、1度きりと思って受けるのではなく、
何度か受けてみることをオススメします!
https://www.iibc-global.org/toeic.html
6,490円(税込)/2020年7月4日現在
個人で申し込む場合は、リピート割引というものがありますので、
2回目以降受ける場合割引されます。
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少し値上がりしたとはいえ、それでも他の資格に比べると
まだ安いほうなので、リピート割を利用してお得に受験しましょう!
200問(リスニング100問・リーディング100問)
スピーキングもライティングもないですが、それぞれ問題数が多いので、
最後まで集中力を持って最後まで解ききるのが大変です。
英語力+このボリュームをやり切るスピード力も必要となります。
2時間(リスニング45分・リーディング75分)
他の試験に比べると短いですが、それでも2時間ずっと集中しているのは
大変です。
前述した通り、問題数も多いので、
集中力が途切れないトレーニングも必要となります。
マークシート方式
すべて4択となっているので、最悪どれかをマークして次に進むしかない
時もあります。
とりあえず何かしら塗っておいたら、正解の可能性もあるという、
運任せでも点が取れる試験でもあります。
990点満点(Reading 495点満点、Listening 495点満点)
入社の足切りとしてよく聞くのは650点、
海外就職や外資系企業の場合は850点以上と聞きます。
またTOEICの特徴として、点数が細かく出るので、
自分がどこで点数がとれてるかがわかります。
弱点を見つけて、次回に活かしましょう!
3、TOEICの点数を上げるコツ
【リスニング】
part 1
写真を見て回答するこの10問は全問正解を狙いましょう!
ここは点が確実にとれるところになりますので、集中して臨みましょう。
Part 1では同じ単語や似ている発音の単語が頻出します。
出題者の誘惑に惑わされず、引っかからないようにしましょう!
Part 2
Part 2は、質問されたことに的確な答えを選ぶものになっています。
設問文と選択肢は印刷されていないため、
最初の疑問詞を集中して聞く必要があります。
What time、 How、Whenなのか、そこさえ聞き取れれば答えられる
問題もありますので、確実に聞き取るようにしましょう!
Part 3
Part 3は、会話文を聞いてそのあとに前半、中盤、後半に関して質問されます。
これは説明文を聞いている間に、できる限り設問文に目を通しておきましょう!
そうすると何を聞かれるのかの予測ができますので、そこを集中して
聞いてればよいのです。
だいたいは、次に何をするのか、なぜ電話をしてきたのか、職業は何なのか
を聞かれる場合が多いです。
日常会話のシチュエーションが多いので、しっかり聞けば答えられるはずです。
内容を聞いてる間に話についていけなくなってしまったら、
適当にマークして、次に進みましょう。
Part 4
最後はアナウンスや留守電メッセージなど、ある程度固まった内容を聞いて
答えるパターンです。
こちらも設問と選択肢が書いてあるので、説明を聞いてる間に
できる限り目を通しましょう。
シチュエーションがわかれば問題解きやすくなりますので、
素早く察知できるように、何度も練習問題を解いてみましょう!
【リーディング】
Part 5
これは()にはいる単語を埋める穴埋め問題です。全30問
ここは点数を取るためには、8割は正解しておきたいところです。
品詞や単語の意味を問われますが、多くは品詞の種類を問うものが多いので、
仲間はずれの品詞があればそれが正解になります。
品詞を見極める力をつけておきましょう!
単語のオススメの覚え方は下記にまとめてありますので、
参考にしてください!
Part 6
長文の中の()を埋める穴埋め問題になります。
こちらもPart 5よりも文章が長くなるので、文脈から問われる場合もありますが、
文法的なことだけを聞いている問題もあるので、その場合は。
また、Part 5も Part 6もともに1問に懸ける時間は20秒が目安です。
これよりもかかってしまうなら、適当にマークをして、
どんどん次に進みましょう!
Part 7
最後はTOEICの中でも最もボリュームがあり、時間がかかる部分です。
こちらは50~60分を充てられるようにしましょう!
まず最初に何を聞かれるのか設問を読んでから本文に入りましょう!
そうすると何が聞かれるのか予想しながら読み進めることができます。
設問の順番も本文の内容の上から順番となって出ますので、
ある程度答えを探しながら読み、これかも!と思ったものはとりあえず
塗ってしまいましょう!
そのあと、時間があればまた戻ってこればよいので、
とりあえずマークができずに終わってしまうのはとてももったいないので、
マークしながら進むようにしましょう!
4、TOEICおススメの参考書
リスニング力を上げる参考書
やはり過去問で聞くのが一番勉強になります!
この話すスピードと内容になれるのが一番手っ取り早いです!
単語力を上げる参考書
文法を極める参考書
TOEICギリギリで点数を上げるコツがまとまった参考書
5、試験を受けることの大切さ
試験を受けると、今自分がどのレベルにいるかがわかります。
点数を取るためというよりも、現在の自分のレベルを知るためにも
試験を受けてみることは大切です。
また結果として合格や、希望の得点が取れた場合は自信にも
つながります。
学校や会社で結果を求められてるわけでないのであれば、
自分の得意不得意を認識して、得意をさらに伸ばすのか
不得意分野をもっと伸ばすのか検討すればよいでしょう。
6、まとめ
いかがでしたか?
TOEICは古いという話も聞きますが、
まだいまだにTOEICで高得点を持っていると、わーすごい!といわれることも多いので、この機会に勉強して、試験を受けてみてくださいね!



