
本帰国後のチャールズ・シュワブ口座の扱いやETF取引について、実際に電話で確認した内容をまとめた解説記事のアイキャッチ画像。
アメリカから日本への本帰国を考えている方の中には、
- チャールズ・シュワブの口座はそのまま維持できるの?
- VOOなどのETFは買い続けられる?
- W-8BENは必要?
- チェッキング口座はどうなる?
- 日本の住所への変更手続きは難しい?
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
私自身も本帰国を視野に入れているため、事前準備としてチャールズ・シュワブへ直接電話して確認してみました。
すると担当者の方が非常に丁寧に説明してくださり、さらにインターナショナルアカウントへの移行用フォーム一式もメールで送っていただけました。
今回はその内容をまとめておきます。
※この記事は2026年6月18日にチャールズ・シュワブへ直接確認した内容をもとにしています。
制度やルールは変更される可能性がありますので、実際の手続き時には必ずご自身でも最新情報をご確認ください。
電話してみたらすぐにつながりました
今回問い合わせたのは、シュワブのインターナショナルアカウント担当窓口です。
電話番号:
877-686-1937
待ち時間もほとんどなく、すぐに担当者へつながりました。
質問に一つひとつ丁寧に回答してくださり、さらに帰国後の手続きで使用するインターナショナルアカウント用のフォーム一式もメールで送っていただけました。
本帰国が決まったら、一度問い合わせてみると安心だと思います。
日本帰国後も証券口座は維持できる?
結論から言うと、
YES
日本へ帰国後も既存の証券口座は維持できます。
確認した内容はこちらです。
日本に移住した後も、既存の証券口座を維持して米国株やETFの取引を続けることはできますか?
回答:
- 証券口座は維持可能
- 米国株の売買可能
- ETFの売買可能
とのことでした。
VOOなどのETFは買い増しできる?
こちらも念のため確認しました。
質問:
日本の住所に変更した後も、VOOやSCHXのような米国ETFを買い増しできますか?
回答:
基本的にはアメリカ居住時にできていたことと同じように利用できるとのことでした。
つまり、
- VOO
- SCHX
- SCHD
- VTI
などの米国ETFについては、帰国後も購入・売却が可能との説明でした。
※細かいものは制限があるものもあるかもしれませんので、個人でお持ちのものを確認したい場合は、
直接お問い合わせくださいね!
ETFの分配金自動再投資(DRIP)は継続できる?
個人的に一番気になっていたポイントです。
質問:
インターナショナルアカウント移行後も、VOOなどのETFでDRIP(自動再投資)を利用できますか?
回答:
利用可能
とのことでした。
帰国後も、
- 分配金の受取
- 自動再投資(DRIP)
は継続できるそうです。
ミューチュアルファンド(SWPPX)はどうなる?
ここはETFと異なります。
質問:
SWPPXなどのミューチュアルファンドはどうなりますか?
回答:
- 保有は可能
- 売却も可能
- ただし新規購入・追加購入は不可
とのことでした。
つまり既に持っているSWPPXはそのまま保有できますが、日本居住者になった後は買い増しができなくなるようです。
W-8BENは提出が必要?
こちらは必要とのことでした。
質問:
W-8BENは提出する必要がありますか?
回答:
YES
日本へ帰国し、日本の住所へ変更後に提出する必要があります。
これは米国非居住者であることを申告するための重要な書類です。
日米租税条約の適用により、米国配当に対する源泉徴収税率が適切に処理されます。
チェッキング口座はどうなる?
こちらは少し意外でした。
回答:
- Checking Account は閉鎖
- 現在のデビットカードは利用終了
とのことでした。
つまり、Schwab Bankのチェッキング口座は帰国後そのまま維持することはできません。
デビットカードはどうなる?
チェッキング口座は閉鎖されますが、
証券口座はインターナショナルアカウントへ移行されます。
その後、
インターナショナルアカウント用のデビットカードを申請可能
との説明でした。
また、日本の住所へ発送してもらえるそうです。
二段階認証はどうなる?
帰国後にアメリカの電話番号を解約する予定の方もいると思います。
こちらも確認したところ、
認証コードはアプリでも対応可能なため、日本の電話番号へ変更しても基本的には問題ないとのことでした。
日本の住所へ変更する際の流れ
本帰国後、新しい住所が決まったらシュワブのインターナショナルアカウント担当へ連絡します。
すると住所変更用のフォームを送ってもらえます。
そのフォームに記入し、必要書類を添付して返送する流れになるそうです。
実際にもらったインターナショナルアカウント用フォームの内容
今回、電話で問い合わせた際に、インターナショナルアカウントへの移行用フォーム一式(16ページ)をメールで送っていただきました。
正直、
「16ページもあるの!?」
と思いましたが、最初の1〜2ページを見る限りでは、難しい内容ではありませんでした。
1ページ目:提出書類のチェックリスト
まず最初に提出が必要な書類一覧があります。
① Update Your Schwab One International Account Form
既存のシュワブ口座をインターナショナルアカウントへ変更するためのメインフォームです。
新しい日本の住所などを記入します。
② Substitute Form W-8BEN
税務関係の重要書類です。
日本居住者として登録し、日米租税条約の適用を受けるために必要になります。
③ パスポートコピー
現在有効なパスポートのコピー。
氏名、生年月日、顔写真がはっきり確認できるものが必要です。
④ 住所証明書類
新しい日本の住所と本人名義が確認できるもの。
例えば、
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
などです。
発行から12か月以内のものが必要とのことでした。
⑤ Authorization to Purchase Offshore Investment Shares
オフショア投資に関する同意書です。
フォームに含まれている場合は案内に従って記入します。
2ページ目:インターナショナルアカウントへの変更申請
2ページ目では、
☑ Convert your Schwab Account or Schwab One® Account to a Schwab One International Account
にチェックを入れる形になっていました。
アカウント情報
記入する内容は、
- 現在のシュワブ口座番号
- 口座名義人氏名
などです。
個人情報
続いて、
- 氏名(パスポート表記)
- 日本の住所
- 日本の電話番号
- 国籍
- 居住国
などを記入します。
国籍は Japan。
居住国も Japan。
電話番号は日本の番号で問題ありません。
思っていたよりシンプルでした
実際にフォームを見るまでは、
「難しい英語の書類が大量にあるのかな……」
と思っていました。
しかし最初のページを見る限りでは、
- 日本の住所
- 電話番号
- 国籍
- 居住国
など、ごく一般的なプロフィール情報を更新する内容が中心でした。
もちろん実際の手続き時には最新の案内に従う必要がありますが、事前にどんな内容なのかイメージできただけでも安心できました。
インターナショナル口座に最低残高は必要?
これも確認しました。
回答:
No minimum balance
とのことでした。
日本から新規でシュワブ・インターナショナルを開設する場合は最低入金額の条件がありますが、
既存の米国内口座から移行する場合については最低残高要件はないそうです。
その他の国について
担当者からは、
- 日本
- ブラジル
- スペイン
については比較的日本と似た運用との説明がありました。
一方で、
- ポルトガル
- ベトナム
などは規制や制度変更によって利用条件が変わる可能性があるため、移住が決まった段階で直接確認してほしいとのことでした。
まとめ
今回確認した内容をまとめると、
✅ 日本帰国後も証券口座は維持可能
✅ 米国株の売買可能
✅ 米国ETFの売買も可能
✅ 米国株、米国ETFのDRIP(自動再投資)継続可能
✅ SWPPXなどのミューチュアルファンドは保有可能だが追加購入、買い増し不可
✅ W-8BEN提出が必要
✅ チェッキング口座は閉鎖
✅ インターナショナルアカウントへ移行
✅ インターナショナル用デビットカード申請可能
✅ 最低残高要件なし
という結果でした。
私自身も本帰国に向けて準備を進めているため、とても参考になりました。
もし本帰国を予定されている方は、一度シュワブへ直接問い合わせてみることをおすすめします。
電話番号:877-686-1937
担当者の方がとても親切に説明してくださいました。
※本記事の内容は2026年6月18日にチャールズ・シュワブへ直接確認した内容です。制度や手続きは変更される可能性がありますので、最新情報は必ずご自身でもご確認ください。

