派遣のWEB登録が終わったら、今度は来社してあなたのこれまでの経歴などの
詳細を聞かせてくださいということで、来社を促されます。
来社してから終わるまでは2時間くらいあり、
その間に派遣会社の説明の映像をまずは見て、その後スキルチェック、
最後に面談という流れになります。
ではその、面談の際に前職の辞めた理由を言うべきなのかどうか。。。
迷ってる方いらっしゃいますよね。
答えは、言うべきです!!
なぜ言ったほうがいいのか、理由も含めてみていきましょう!
目次
✔もくじ
- 派遣登録時に前職の辞めた理由を言ったほうがいい理由
- 前職の辞めた理由を言うときは、言い方に気を付ける!
- 派遣先企業の面接でいうかどうかは、派遣会社の担当者と相談して!
- まとめ
1、派遣登録時に前職の辞めた理由を言ったほうがいい理由
人材派遣会社は、あなたが希望の仕事に就けるようサポートしてくれる人たちです。
あなたが今、前の仕事を辞めて新しく仕事を求めているということは、
働いていた会社が倒産したという理由以外では、
前会社に何かしらあったからなのでしょう。
もちろん、あなたがいい悪いに限らずね。
派遣会社の担当者からすると、前職であなたが嫌だったことを
聞いて、それに当てはまらないお仕事を紹介したいと思っています。
なので、あなたはなぜやめたのかをきちんと伝えるべきなのです。
もちろんこれ以外にもここそれぞれ退職理由はあると思います。
人の数だけ辞めた理由はありますよね。
どんな理由であれ、やめたんだから嫌な環境から抜け出せてラッキー☆
でね、
あなたがたとえどんな理由で辞めたとしても、嘘をつくことはよくないし、
あなたの納得のいくお仕事探しを手伝いたいと思っているのに、
本当のことを言ってもらえないと、あなたが次にどんな仕事をしたいのか、
優先する条件は何かがわかりません。
例えば、
新しく提案したお仕事が決まって、
派遣会社の担当者があなたに
「お仕事始まってどうですかー?なんか気になることありますか?」
と聞くとします。
そこであなたが「残業が思っていたより多い。」
と派遣会社の担当者に伝えるとします。
もともとあなたがプライベートを優先できるよう残業少な目でと伝えていて、
それを承知の上で派遣されているなら、契約内容とも齟齬があるし、
「もともと残業はしたくないっって言ってたもんね。」となり、
派遣会社も派遣先企業にその旨を伝えて、どうにかならないかを
掛け合ってくれます。
でもあなたが、「残業に関しては、こだわりなし。」と伝えていたなら、
「えーー。残業嫌やったんー?それを最初に言ってくれないと、
そんなこといまさら言われても知らんがなー。。。」
という状況になってしまいます。
なので、しっかりと伝えておくべきなのです。
派遣会社の担当者も鬼ではないので、あなたの希望や気持ちに
できる限り寄り添ってくれます。
万が一、全然言ってることが伝わらない担当者にあたってしまったら、
担当者を変えてもらいましょう!
何事も、きちんとした筋が通っていれば、
周りはなんとかしようとするものです。
それでもダメな場合は、派遣会社を変えればよいだけです。
2、前職の辞めた理由を言うときは、言い方に気を付ける!
ただ、何を伝えるにしても言い方に注意です!!
たとえ本当のことであったとしても、言い方ひとつで全然違います。
どの道あなたが辞めた本当の理由を今日いきなり初めて聞いた人が
深い部分まで理解するのは不可能です。
なので、細かいことは置いといて、要はそういうこと。
次はこういうのがないところに行きたい。
と簡潔に言えるようにしておきましょう。
ただ、「ここが嫌だったからやめた。」
だけでは、ただの愚痴になりかねません。
相手の聞こうとしてくれてる態度に、こちらも真摯に向き合うべきです。
なので、嫌だったけど、次はこういう条件の下で働いてみたい!
と伝えるようにしましょう!
例えば、
・残業が多すぎた。⇒プライベートの時間がもっと取れるところに行きたい
・人間関係がえぐすぎた。⇒できるだけ穏やかなところに行きたい
・自分のやりたい仕事ができなかった。⇒成長できる環境に行きたい
・給料が安すぎた。⇒サービス残業なし、○○万円くらいもらえるところに行きたい
・仕事内容に興味がなくなった。⇒前職以外の仕事を経験したい
・職場が遠くなった。⇒通勤時間は1時間程度を希望
・セクハラ・パワハラがひどかった。⇒風通しの良い会社に行きたい
まぁ、この通り答えなくてもいいのですが、こういう理由で辞めた”けど”、
次はここさえ変われば私は続けていけるます!頑張れると思います!
という意思表示をすることが大切です。
この面談の場で、やめた理由に嘘をつくと、
自分の中での優先事項が高いものを無視した案件が紹介されます。
全然自分が希望しない案件ばかりを提案されて、
「この派遣会社は見当違いのものばかり提案してくる!」
となってしまいます。
なので、正直にあなたがどんなところで何を重視して働きたいと思っているのかを伝えてみましょう!
特にやりたいこともない。あれは嫌。これも嫌だったとしても、
そしたらその嫌なことだけを伝えましょう。
すべての望みがかなうわけではありませんが、絶対にやりたくない職種の
優先順位を伝えればそれ以外で提案してくれます。
あなた好みのお仕事を探すのをお手伝いしてくれるのが、
派遣会社のお仕事でもあるので、ある程度わがままを言っても
問題はありません。
ただ、あまりに提案されたものすべてを断っていると、
そのうち声もかけられなくなってしまうので、
「こんな案件があればやってみたいと思っているので、教えてください!」と
伝えてみるのが良いですね!
3、派遣先企業の面接でいうかどうかは、派遣会社の担当者と相談して!
あなたが前職を辞めた理由を、派遣会社には本当のことを伝えましたが、
その理由を派遣先企業に伝えるべきかは、派遣会社の担当者に聞いてみましょう!
「もし聞かれたら、こういった感じで伝えるといいですよ。」
などと相談に乗ってくれるはずです。
もし親の介護や、夜間の専門学校に行って資格取得を考えているために、
残業ができないなどの明確な理由があれば、
事情を派遣先企業にわかっておいてもらうためにも、伝えるべきです。
そのあたりは、人材派遣のプロですから、担当者に任せておいて
問題はないと思います。
担当者は派遣先企業の担当者とも連絡を密にとっているはずですし、
どこまで伝えるべきかをわかっているはずなので、
伝えたほうが良いというのであれば、伝えておけばよいでしょう!
派遣会社としても、多くの人を派遣して、みんなが望む場所で
勤務できることを願っていますので、採用されないような言い方は
しないので、大丈夫です。
4、面接では「笑顔でにっこり前を向いて!」で乗り越える!
思い切って話してみたけど、派遣先企業からも顔をしかめられ、
派遣会社の人との信頼関係が保てなくなったら、今回は縁がなかったと思って、
他の派遣会社に乗り換えましょう。
あなたが気持ちよく働ける場所を探すための転職活動ですので、
嘘だらけや、思ってる方向に行かないなら、意味がありません。
そもそもつらい気持ちでやめていて、次こそは!と思っているのに、
派遣会社とも有効な関係が作れないのは悲しすぎます!
場合によっては、それでまた人間不信になってしまいます。
笑顔でしっかりと前を向いて、次の一歩を出そうとしてるあなたを
快く迎え入れてくれない企業(派遣会社も派遣先企業も含む)は、ムシムシ!
そんなところからの紹介にしても、また実際に働けたとしても、
長続きはしないので、さっさと次へ行くに限ります!
こちらは仕事を欲している身ですが、別に上下関係があるわけでもないですし、
唯々諾々になる必要はありません。
もちろん、ぶすっと不愛想で、何事にもやる気なさそうな雰囲気だと、
あなたの気持ちにこたえよう!という気にはならないので、
前向きで覇気のある姿勢は大切です!
これは自分が人事で採用担当だったとしても同じだと思います。
同じ未経験者でも笑顔でハキハキ答えるタイプと、
何を聞いても「はぁ。まぁ。」しか答えないイプでは
第一印象が違いますよね!
誰かの下で働くということは、ある程度頑張ります!という姿勢は
大事です。
また、どんなに嫌な形で前職を辞めていたとしても、
あなたはその経験をバネに、次は頑張りたい!
そして、自分にはこんな長所もある!というのをきちんと伝えられると、
好印象になります!
これは事前に練習しておかないと、いきなり聞かれても、
答えられない場合が多いので、長所を言えるようにしておきましょう!
そして短所も聞かれたら、長所が過ぎたらどうなるかを考えて答えて
おけばよいでしょう。
何事にも根気がなく、すぐにやる気がなくなるなんて本当のことを言っても
意味がないので、そこは長所で言った言葉の反対を言えるようにしておけばよいです。
5、まとめ
いかがでしたか?
やめたかった仕事を辞めて、次の一歩を出そうとしてるあなたは、
それだけでも十分前を向いてます!
その前向きな気持ちを素直に相手に伝えると、
多くはわかってもらえます。
自分が逆の立場なら、どんな人なら応援したいか、
この人にあった仕事はどんなものなのか、見つけやすいワードを
相手に伝えてあげるといいですね!