ロサンゼルス 仕事

アメリカで実際に仕事を探して就職するまでの流れ


これは私が実際にアメリカで仕事探しをして、就職するまでのお話です。
アメリカでどこでも働ける状態のビザを保有しており、
英語力はビジネスの場ではペラペラ話せないけど、日常会話はほとんど問題ないくらいです。

一部の人の参考になるかもしれないので、覚書もかねて書いておきますね。

アメリカで実際に仕事探しをしてみた。

私は英語力を伸ばしたかったのと、できれば米系の会社で働いてみたいと思っていたので、
最初はindeed,linkedin,craigslistなどで、ローカルの求人サイトをメインで見ていました。

探していた職種は、車がなかったので、家から近くで事務系があればなーってなくらいでした。
貿易事務や学校事務、セールス補助など色々経験していますが、
基本室内でできる仕事をメインでしてきたので、そういった仕事を探していました。


ただし、色々送ってみても、ほとんど返事が返ってきません。
特にcraigslistは本当か嘘かわからないような情報もたくさんあって、
何が本当で何が嘘なのかもわからないので、
途中で疲れてきて、日系の人材紹介会社に登録しました。

日系の人材紹介会社はそこの案件もindeedに出ているので、
最初はindeedから応募して、そのあと人材紹介会社から連絡が着て、
履歴書を送るといった流れです。

そのほかに希望勤務地、希望給料、希望職種、避けたい職種などを
伝えておけば、応募した案件以外に良いものがあれば電話で知らせてくれます。


あれだけ自力で米系がいいと思って仕事探しをして2週間くらい必死で探しましたが、
うまく決まらず、日系の人材紹介会社に登録をしたら、すぐに2件ほど紹介いただけて
そのうちの一つに決まりました。

アメリカの企業で面接(インタビュー)はどんな感じか。

2社紹介されて、
①米系(といっても中国系のマネージャー)の商社のアドミニか、
②日系物流会社の事務

結局近さと米系ということで、①を取りました

インタビューも①しか言っていないのですが、
①のインタビューは、簡単な自己紹介をして、
これまで何をやってきたかをこちら側が先に伝えて、
そのあとに会社側からどんな仕事内容かの提示があって、
あとは少しフランクに話して、よさそうだなっと思っていただけたのか、
その場でいつから働けるの?もう決めちゃうね!

みたいな感じで軽くスパッと決まりました。

こっちも、「OK!いつでもいいよ!」みたいな感じで、
雰囲気もよさそうだったので、決めちゃいました!

後から聞くと、アメリカ的にはもうだいたい話せばわかるから、
雰囲気だいたいいけそうなら採用にしちゃう!って言ってました。


そんな感じで時間にして30分くらいですが、
楽しくお話しして終わったという感じでした。

ある程度聞かれること、自分の経歴を準備しておけば
野となれ山となれで、話してみて、話が盛り上がったら合格!
って感じかもしれません。


とにかく自分の上になるマネージャーが決めるって感じなので、
一階持ち帰って社内でじっくり考えますっていうことはないそうです。

雇う本人が良ければいいんでしょうね。

こういうところはアメリカらしくていいなーと思いますね。
あれこれ上の人たちの意見を聞くのではなく、
自分で部下も決めるって、日本もそのくらいスムーズにしたらいいのにねぇ。


アメリカで働くときの服装

アメリカの面接(インタビュー)に行くときの服装

面接に行くときは、とりあえずバリっと見える白いシャツまたは丸首の白の半そでに、
ジャケット着用で行きましょう!

日本ほどうるさく言われることはないので、リクルートスーツで行く必要はありませんが、
オフィスカジュアルレベルのバリっと見える服装で臨みましょう。

黒である必要はなくて、自分がアピール色が赤だと思うのであれば、
でも問題はありません。

とにかくきちんとした身だしなみをしていくことが大事なので、
Tシャツ、スパッツのように普段買い物に行くような服装はやめましょうね!
ただ、髪の毛の色が金髪だと断られるとかもありません。
タトゥーが入っていても顔とかでなければあまり気にしないのがアメリカです。


働き始めの時の服装

面接を見事クリアして勤務開始となったら、
これもオフィスカジュアルがふさわしいですが、
ジャケットを一つだけ会社に置いておいて、
普段は面接ほどのオフィスカジュアルでなくてもいけます。

またスカートの場合は、生足にサンダルとかでも職種によっては
全然いけます。

私の働く会社は人数少なめのラフな感じのところなので、
普段はジーパン・トレーナーでも行けちゃうくらいです。

何日か様子を見て、どのくらいのレベルの服装が必要かを
同じ場所で働く従業員の方の観察をしてみてくださいね。



実際にアメリカで働いてみての感想

これは主に米系の会社のたとえになります。
日系企業は日本とほとんど同じか、少しアメリカナイズされている感じだと思います。

・残業がない

・日本ほどトレーニングがない。

・祝日が少ない

・有休も年10日しかない

・基本8時間勤務

・交通費は出ない


残業がない

これは本当にみんな定時で帰ります。
なんなら定時が来るのを待っています。
営業マンも定時になったら、基本的にはすぐに帰ります。
ファミリー重視の考えなので、子供や家族のことが先決。
送り迎えや家族が体調不良などあれば、すべてそちら重視の
働き方です。

基本車通勤なので、仕事終わりに飲みに行こうかもないし、
飲み会はクリスマス会くらいです。
でもそれも会社によっては家族を呼んでみんなで
パーティーという感じでもあります。

日系企業だと、一旦家帰ってからUberでご飯を食べに行って接待とかもあるそうですが、
米系は仕事の勤務時間以外で接待って聞いたことないです。

家族との時間を割いてまでなぜ?って感じがあるそうですよー
素晴らしい考えですねー!

日本ほどトレーニングがない。

基本的に中途採用は、仕事ができるという前提で入社しているので、
だいたいこんな感じのことをするんだけど、あとは自分で考えて好きに
仕事をこなせばよいよという感じで、やることは伝えるけど、
やり方は自分でという感じでした。

職種によってはトレーニング期間は3か月でその期間は時給低めでというところも
あるようでした。
特にエアラインとか保険会社とか。

でも一般的にはエントリーレベルでもあれこれマニュアルがビッチリあるわけではなくて、
業務の引継ぎはあってもトレーニングは少ないかもしれません。。。

祝日が少ない

日本は有給が取りにくいから祝日が多いとも言いますが、
アメリカはだいたいねん8-10日くらいです。
私が入社したところは、7日しかありませんでした。

大体下記は休みになると思います。
あと追加で、どこを休みにするのかは会社によるみたいです。
各州の休みを取るところもあるみたいですし、
入社するときには確認した方が良いですよ!

1月1日
5月のメーデー
7月の独立記念日
9月のレイバーデイ
11月のサンクスギビング
12月のクリスマス

日本はなんとなく月に一度は祝日があるイメージですが、
アメリカは結構働かせますねぇ。。。

まぁその分有休とりやすいとかはありますがね。


有休も10日しかない

勤続年数が増えていく会社も多いですが、
私の入社した会社は入社から5年まではそれぞれ年間10日
6年以上の勤続年数で15日とかです。

ほかのところを見ていても、だいあい年間10日が多いですね。

IT業界はUnlimited PTO(Unlimited paid time off)といって、有休とり放題!なんて
すんばらしい環境もあるそうで、うらやましい限りです。
ただ、そういったところで働くにはとってもスキルが必要で。。。

基本8時間労働

まぁこれに関しては、残業ないんやからええやないか!と言われそうですが、
日本ってまだまだ7時間とか7時間半とか勤務の会社が多くないですか?

結局残業するから関係ないねん!って思われるかもしれませんが、
アメリカでは基本8時間勤務となります。

この1時間の差って意外と長いんですよ。
営業職や役職がついていて月給制の方にはあまり関係ないですが、
事務や内勤系の職種の方にとっては、
8時間以降からが残業代となるとその1時間で仕事が終わってしまったりと、
1.25倍の給料にならないやーんという状況になります。


アメリカでは交通費は出ない

車社会なので、移動は当然という考えからか、
通勤代としてガソリン代の補助や定期代は基本ありません。

なので、あまり遠くへ働きに行くとガソリン代が高くつくこともあるので、
家から通えそうなところでまずは探してみるのが大事ですね。


アメリカで実際に仕事を探して就職するまでの流れのまとめ

外国とひとくくりにすると有休も多いし、残業なしでいいなーと思われるかもしれませんが、
意外とアメリカは働かされるイメージです。

できる人ほど残っているっていうのもよく聞きます。

仕事を探してからのスピード感はだいたい1週間くらい、はやければ次の日からという感じです。
経験者採用で人がいるから面接してるねんみたいな。。。

日本よりも早いときはほんとにすぐに決まってすぐに働く感じになるので、
ほんとに働く気になってから探しましょうね!

どこで働くにしても日本とは違った感じの経験が体験できますし、
アメリカでは転職は結構当たり前ですので、
合わなかったり、もっと条件の良い会社が決まれば
そこに移ることも可能です。

あまり深く考えずにご縁があるところで働いてみよっと!くらいのノリで
行っちゃってみてくださいね!

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