私の転職に関する考え方を述べますね。
かれこれ私は経験会社が11社、バイト入れると7社のトータル18社。
色んなところでいろんな経験を積んできました
私は基本派遣とアルバイトで働いてきました。
正社員経験はハワイでの1社だけです。
これを間違っていたとも、後悔したなんてことも全く思っていません。
どうしてこういった考えになるのかを自分なりにまとめて見ました。
目次
✔もくじ
1、なぜ転職を繰り返してきたのか。
転職したくてしてるわけではないと言いたいところですが、
私にとって会社は技術を学ぶための場所です。
本来であれば専門学校に行けばいいのですが、そこではお金をかけず、
会社に入ってお給料をもらいながら技術を学ぶ実践形式型。
これがモットーです!
副業でたくさんバイトしていたのも、その多くは飲食店でした。
日本料理が学びたい、お菓子作りがやりたい、パン作りを学びたい。
専門学校に行くとお金がかかるので、バイトとして働きに行きました。
結局それが一番学べて、おまけにお金までもらえるのです。
私はこのような考えからたくさんの仕事をしてきました。
そこで出会った人たちは本当に素晴らしい人たちが多く、
異業種の人とはそうでもしないとなかなか出会うことがなかったので、
今でもそれぞれの分野で先生と呼べる人たちがいます!
そこで得るものが終わったな。なくなったなと思ったら、
自然と仕事探しを始めていて、こっそり面接を受けに行く自分がいました。
同世代は大学卒業後から同じ会社で働いていたので、
勤続年数は13年間になります。
これは私にとってはどひゃー!ですごーーー!なことで、
本当に本当に素晴らしいことだと思います。
13年も勤めていたら役職もつくだろうし、給料も年功序列なら上がってる。
なにより入社歴が長くなって退職金とかも増えているのかもしれない。
でも私にとって正社員でその会社で長く働き続けるということは、
好きなとこに好きな時に行けなくなる縛りが出てくるのです。
まだまだ行ってみたいところもあるし、休みも取りたい。
好きな時に好きなことをしていたい。
そう考えると、そういった希望をすべて我慢して何年も働くことは
不可能でした。
それゆえ、結果としては同じ企業で3年以上という経験はありませんが、
おかげでブラジルも半年行けたし、
海外にも中長期含めて20か国近く行くことができました。
そのくらいなら、今の会社にいながらできるわと言える人は、
絶対にやめない方がいいでしょう。それができる会社ってレアです!
これをわがままだと言われれば、それまでですが、
周りの意見は気にしないことにしているので、
この経験は私にとってかけがえのない財産であり、
正社員13年の道よりも大事なものだったのです。
人それぞれ大事にしたいものが違うので、
私のように生きる必要はありませんし、
自分が大切だと思うものを優先すればよいのです。
安定や、役職を求めているのであれば、優良企業に行く必要があるし、
旅はしたいけど、そのために仕事を失うのが怖い人は、
一年間にもらえる休みの範囲内で行けるところに行けばよいのです。
2、転職が裏目に出たことはないのか。
「石の上にいも3年」は嘘!
結論。基本日本にいたら転職回数が多いことは、
よい目では見られません。
日本にいると、「石の上にも3年」、
「3年続かないものは何をやっても続かない。」よくそう言われますよね。
これ、本当によく聞きます。
3年も続いたことのない人は、根性がないと思われ、
日本では需要が少ないのです。
10000時間の法則があると思うのですが、
「何事も10000時間費やせば、それなりにわかってくる」
と言いますよね?
1日8時間×3年間=8640時間。これで10000時間弱。
「石の上にも3年」というのは、そこそこあったってるんですよね。
ただ、このスピードって人によると思いませんか?
残業してる人や、趣味が仕事になってる人からすると、
もっと早くクリアできるんですよね。
なので、この基準は私には当てはまりませんでした。
もちろん、3年会社にいたらそれはそれで学びはあると思いますし、
意外とあっという間に過ぎちゃったということもあるかもしれませんが、
いつか自分で起業するぞ!という気持ちやいつまでも雇われてないぞ!
という気持ちがあったために、時間を有効活用するには、
おちおちしてる場合もない!と思っていました。
いかに早く技術を習得して、もっと他にできることを増やすか
というところに焦点を置いていたので、いつだって時間はなかったのです。
もちろん闇雲に転職していたわけではなく、この技術を学びたいという目標が
でてきたら、そこに転職するといった流れでした。
例えば、英語でもある程度英語を使う環境に慣れてきたら、
今度は完全に外資系の会社に行って、英語のみの環境においたりしました。
英語で仕事することになれてきたら、今度はその英語を活かした仕事に
移るなど、いつも目標があったのです。
「石の上にも3年」はあくまでも一般的な話になるので、王スピードで成長している人からしたら、もっと早くにその会社で得られるものを習得できてしまうのです。
目的意識があって働くのと、目的のないまま働くのとでは雲泥の差があります。
なので、一般的なものさしよりも、自分の感覚を信じましょう!
3、やめる勇気、続ける勇気どちらも労力がいります。
何が学べるのか、いくらもらえるのか。
仕事をする上でいつも大事にしてることは、
「内容・金額・人」で、
このうちの2つが欠けたら転職を考えています。
いつも基準はそこで、今より多くのお給料を興味のある仕事内容で
オファーが来たら、もちろんそっちに行きます。
辞める勇気、続ける勇気どちらも大変な労力がいります。
辞めるとなると、次の仕事が決まるまでの保険や支払い、
自己都合だと失業保険ももらえないので、それまでどうするのかなど、
悩みはたくさんありますよね。
かといってこのまま残るのは、嫌な上司を避けることもできないし、
部署移動の希望を出してるけどそれがいつ通るのかわからない。
それまでは耐えるばかりの日々。
結論、私は日本で失業保険をもらったことがなくて、
次の仕事を決めてからやめているもしくは、
ある程度次が見えている状態でやめるので、保険が途切れるのは
1か月間だったとしても、1か月間は国民保険になるだけで
それほど手続きを面倒だと感じたこともありません。
長く居続けて頑張りなさいと言われると、別に続けられるのですが、
これ以上いても自分の成長につながる気がしない。
ここで学びたいと思うことがないと思うと、
結局モチベーションも下がってしまうので、長続きはしないんですよね。
日本は特にそんな理由で勝手にやめて、雇う方からしたらリスクしかないとか、
それならもともと短期の派遣に行け。などと意見が出ますが、
確かにその通りで、だいたい3か月もいたら大体のことはわかってくるので、
もともと短期のお仕事があればそっちをメインにしてやっていました。
その方が終わりが見えてるので気持ちも楽です。
だけど大概「もう少し残ってほしい。」「正社員として働かないか?」の
オファーをもらっていました。
また、
私はこれまで面接に行って落ちたことはありませんし、
今の仕事を失ったらどうしようと不安になったことはありません。
これは自慢でもなんでもなく、いくつもの会社を渡り歩いていると、
最低限必要な社会人スキルや、
会社特有のシステムにもなれるのが早くなります。
また人間関係の構築もうまく立ち回れるようになります。
転職回数が多いということは、適応・順応能力がついてきます。
そうなると、会社も使い勝手が良いので、そういう人が欲しいのです。
こちらとしても技術をもう少し学びたいと思えば、期間を延長すればよいので、
両者にとって条件の良い状態に持っていけばよいのです。
そうすると、雇われていても学ばせてもらっている気持ちが上回り、
ストレスなく働くことができます。
もしあなたも、今の仕事がつまらない、稼げない、面白くないと思うのなら、
探してみるくらいはできると思います。
長く働き続ければ続けるほど、動くのがおっくうになり、
新たな一歩を出すのが遅くなるのは当然ですが、
こっそり面接を受けて、受かればいよいよ辞める準備に入るのもありなので、
少し本気で動いてみるというのはありですよ!
今や、入社した会社で定年を迎えるなんて過去の話ですし、
コロナの影響で、働き方改革は一気に躍進しました。
これからの時代は、いかに技術を身につけ、どんな状況でも
稼げるようになるのかが大事です。
「石の上にも3年」ももう過去の話なのです。
あまり世間体に縛られず、ストレスフリーな生き方を身に着けることは
何も悪いことではありません。
厳しい言い方をすれば、
多少迷惑をかけても、多くの会社ではあなたの代わりはいくらでもいて、
あなたでなければいけないっていうことはあまりなく、
いなくなればなったで何とかなるものです。
もし自分がこの会社を回しているのは自分だと楽しい気持ちでできている場合は、
辞めたいという発想はないと思うので、続ければよいのです。
それは刺激がある証拠なのです。
4、正社員になるより大事なこと
派遣だから、バイトだから手を抜いてるわけでは決してありません。
常に一生懸命、ずっと働いてもらいたいと思っていただけるほど、
一心不乱に働いております。
ただ、正社員だとやはり派遣やバイト以上に動きづらいです。
副業が許されていますか?休みたいときに休めていますか?
長期の旅行はできますか?
これらの条件が満たされながらも正社員でいられる場合は、
そのまま正社員でいましょう。
そんな素晴らしい会社は他を探すのが難しいと思います。
それが難しい場合は、少し考えたほうが良いかもです。
なぜなら時間は有限だからです。
あなたもあなたのご家族もいつまで元気でいられるかなんて
誰にもわかりません。
そうなったときに仕事が理由で身動きが取れないほど
つらいことはありませんか?
留学に行きたいのに、親の介護が必要なのに、
そのためは仕事をやめなければならないという状況になったら、
お金もいるのに、仕事もやめなければならないと2重苦、3重苦に
なってしまいます。
そんな長期的な話でなくても、日本はそもそも長期休暇が取れないから、
1週間以上の休みを取るとなれば辞めることが頭をよぎりますよね。
これって本当にもったいない話だと思っていて、
そのために社員を失う会社も、そのために仕事を失う人ももったいない。
年に1か月くらい休みがあれば解決する話なのに、それができる会社がない。
となると、最初からその規定に収まる必要はないのです。
コロナの影響で海外に出ることも、気軽に旅行に行くことも難しくなりました。
今後また同じようなパンデミックや、災害が起こる可能性もあります。
人生一日一日を大切に、やりたいことをやりたいときに
やりながら生きていくというのはとても大切なことです。
私の中ではこの考え方が根底にあるので、
明日死んでも後悔することなく生きよう!
そう思うと、転職することや、派遣で働くことって
私からするとそんなに大したことではないのです。
どうしてもこの会社でやりたい、学びたいことがあれば別ですが、
そうでないなら、学べるものとお給料優先で仕事を
選んで、学べたら辞めるで問題ないと思います。
たとえこれが日本の社会が認めない生き方だとしても、
今はジョブホッパーという名前がある通り、
仕事を転々とする人をそう呼ぶのですが、
こんな新しい呼び名まで出てきました。
転職回数が多い人にも呼び名が付くほど、その数が増えてきたという
証拠です。
根性がない、根気がないと言われたらそれまでですが、
自分の生き方、指針をしっかり持ってれば、
そこに対する説明がきちんとできるはずです。
生き方と仕事を結びつけるなんて極端すぎると思われるかもしれませんが、
ただ単に仕事をやめよう!転職しようといっているのではなく、
時間を有効に使って、限りある時間の中で大いに学ぼう!と言っているのです。
正社員で働き続ければ厚生年金もたくさんもらえて、
退職金もがっぽり出る時代は終わりました。
これからは、自力で必要なお金を稼いでいかないと
誰も助けてくれないのです。
悲しいことに年金を収めていても、それもきちんともらえるのかも
わかりません。
世間体や日本の社会の仕組みに染まりすぎず
今を大切に楽しく生きる。
これはこれからの時代、一番大事にする部分だと思います。
私はこの転職の数が多いことも、「ようやく時代が追い付いてきた」と
思っています。
有名な企業で働いたり、福利厚生がいいことには
越したことがないのかもしれません。
ただし、その信じていた会社に捨てられても生きていけるくらいの
力を付けてないと、いざ会社がなくなったときにどうすることもできなくなります。
雇われるという意識よりも、自分の力をこの会社で試してる
くらいに思えたらよいかもしれませんが、
そうでない場合は、得られるものだけ得て、どんどん次へ行く。
これがこれからの時代を生きていくのに必要なスキルです。
周りの意見よりも自分の信じる道を行く人が強い時代に突入しています。
5.まとめ
いかがでしたか?
新しい時代に向けて働き方も変えていきましょう!
固定概念や世間体を取っ払うと、自分の大事にしたいものが
見えてきます。
見えてきたらそれに向かって進むだけです!
我慢ではなく、楽しいライフスタイルになるように
仕事を見直しましょう!!