【スペイン旅行記Day7】アルハンブラ宮殿を朝イチで堪能＆夜は洞窟フラメンコショー【グラナダ観光の決定版】

2025-10-02

グラナダ　アルハンブラ宮殿

🚖 ホテルからアルハンブラ宮殿へタクシー移動

グラナダ観光の最大の目玉といえば、アルハンブラ宮殿（La Alhambra）。
この日は早朝からホテルを出発し、タクシーで宮殿へ向かいました。

タクシーの運転手さんには「アルハンブラカルロス５(Alhambra Carlos5)」と伝えるのがおすすめ。そう言えば、カルロス5世宮殿近くの便利な場所に降ろしてもらえます。

料金は約€13程度。バルセロナやマドリードと比べて、グラナダのタクシー代は驚くほど安いと改めて感じました。

アルハンブラ観光の中心であり最大の見どころがナスル朝宮殿（Palacios Nazaríes）。
入場は時間指定制で、私たちは 8:30のチケット（€18／人,65歳以上の割引なし） を公式サイトで事前に予約していました。

当日は早めに到着して並び、なんと一番乗りで入場！
観光客が誰もいない状態で歩ける贅沢な体験をすることができました。

※アルハンブラ宮殿は入場の際にパスポート原本が必要なのでご留意下さい！

誰もいないナスル朝

ナスル朝の入り口前から見た景色

どこを見てもため息が出るほどの美しさ。光と影が織りなす幻想的な雰囲気は、朝一番の静けさと相まって一層感動的でした。

ナスル朝の内部

アルハンブラ宮殿には要塞「アルカサバ」もありますが、ここは坂道や階段が多いと聞いていたので、父の足腰の負担を考えて今回はパス。

「全部回らなければ」という気持ちを持たずに、家族の体力に合わせて観光ルートを調整するのはとても大切だと実感しました。

ナスル朝宮殿を堪能したあとは庭園を歩きながら、離宮**ヘネラリッフェ（Generalife）**へ。

写真映えスポットも多く、ゆっくり散策するだけで贅沢な時間になりました。

離宮ヘネラリッフェの庭園

ナスル朝宮殿 → 庭園 → ヘネラリッフェとゆっくり回り、外に出たのは12時過ぎ。
合計で約3時間の滞在でしたが、無理なく余裕を持って回れる時間配分だと思います。

父の足腰を気遣いながら休憩を挟みましたが、それでも十分に見学可能でした。

💡 水分補給をこまめに行い、休憩を挟みながら進むことが大事です。
父曰く、楽しくなるとついつい歩きすぎちゃうから、ベンチを見つけるたびに５分でも腰を掛けて
ゆっくりゆっくり行くと負担はかなり軽減されるとのことでした！

観光後は一度ホテルに戻り、近くのレストランで軽めのランチをとってから昼寝。
グラナダの街歩きは坂道が多いので、午後からの観光に備えて体力を温存しました。

夕方は**ビブランブラ広場（Plaza Bib-Rambla）**へ。
ここで訪れたのが、グラナダで一番有名なチュロス店 Churrería Cafetería Alhambra。

グラナダで有名なチュロス

夜は€35／人のツアーに参加し、**洞窟フラメンコ（Flamenco en las cuevas）**を鑑賞。
1ドリンク付きで、情熱的な踊りと歌、ギターの音色が目の前で繰り広げられました。

狭い洞窟の中だからこそ、踊り手や演奏者の迫力を間近で感じられ、まさに「魂が震える体験」。
フラメンコは本場アンダルシアでこそ観るべきだと実感しました。家族も大満足でとても楽しんでいました。

終了後はある陪審地区の夜景を見て、23時ごろホテル近くに送ってもらい、徒歩で帰宅。
夜遅くでも街は静まりきっておらず、治安の良さを実感できました。

アルバイシン地区の夜景

🌟 アルハンブラ宮殿は想像以上の美しさで「人生で一度は訪れるべき場所」。
フラメンコと合わせて、グラナダで過ごした一日は旅行全体の大きなハイライトになりました。

※アルハンブラ宮殿のチケットは人気で売り切れ必至。必ず公式サイトで早めの予約をおすすめします。