みなさま、こんにちは!
今日はチップに関するお話しをしようと思います。
チップは日本にはない欧米特有の文化ですよね。そもそも払う習慣がないから、うっかり払わないで出てきちゃうことも?
そもそもチップって払わなきゃいけないの?素朴な疑問から、サービスが悪かった時の対応までお答えしていきたいと思います。
目次
✔もくじ
1、ハワイで払うチップとはそもそもなぁに?
つまり、法的に絶対に払わなければいけない義務ではありません。
日本では高級ホテルでも、コンビニでも受けるサービスに対してお金はかかりません。気持ちよく店内で過ごしていただくため、自分がされたら喜んでもらえることを率先して無料で提供します。
お客様だけではなく、接する人みんなに気持ちのよく一緒の時間を過ごしてもらうための気遣いはとても素晴らしい文化であり、これはずっと残していくべき日本の無形遺産だと思っています。
日本人の私たちは、こういった背景により”OMOTENASHI"がごく当たり前の環境で育っているので、サービスにお金を払うという考えがいまいちピンときませんよね。
しかし、海外に一歩出れば、そのサービスにはお金が発生するということをまず頭に入れましょう!
アメリカをはじめとする諸外国はチップの習慣が根付いています。何かサービスを受けることは当然お金がかかるし、支払うものだと思っています。
これは大きな文化の違いだと思いますが、それぞれの良さがあると思うので、郷に入っては郷に従う方式で、楽しんでしまいましょう!
2、なぜチップを払うのか
先述した通り、海外で受けるサービスは基本的には有料となります。
つまり、ホテルで荷物を運んでもらう、レストランで料理を運んでもらう、ツアーを申し込みガイドをしてもらう。
基本的に人の手を介すサービスにはチップを払いましょう。
というより、払ってあげましょうよ!という考えですかね?
ではなぜ、払わなければならないのか。
そもそも相手が好きでやっているだけじゃないの?そう思ってしまう気持ちもよーくわかります。
しかし、ハワイではチップがもらえることを想定して、そういった業種の人たちの給料は、初めから低めに設定されています。
つまりはチップの見込み料を考えた基本給となっているため、チップがもらえないとなると、死活問題になります。
下記の記事でも書いていますが、ハワイの物価はとても高いです。その割に給料は高くないです。ゆえに、チップというふり幅のあるお仕事に就き、少しでもお金を稼ぎたい人がハワイにはたくさんいます。
【ハワイの物価】日本よりも高いものと安いもの
【ハワイのお仕事給料事情】職種の特徴と稼げる仕事
こういった事情があるので、サービスを受けるには基本有料となる。そしてそれがそのまま彼らの給料につながるので、できれば自分が嬉しくなるサービスをしてもらった場合には、それ相応のチップを払いましょう!という感じです。
やはりその日の収入に直結するので、働いてる側からすると多くのチップをもらえればモチベーションも上がりますし、また頑張ろう!という気になります。
チップが全くない場合は、「えー。。」という気持ちになってしまうのもわかる気がします。
3、サービスが悪くてもチップを払うの?
では、何かサービスを受けるときにチップを払うことはわかったけど、大したサービスじゃないときや、気分を害するようなサービスされたときでも払う必要あるの?
⇒ぶっちゃけ払うは必要ありません。
基本的に、下記の場合はチップを払う必要がありません。
①テイクアウトの場合
テイクアウトの場合は、テイクアウトなので、そもそも特に何かを座った状態で提供してもらうことがないので、払う必要はありません。ただレジカウンターで注文した品物を受け取るだけです。そのためチップを払う必要はありません。
ただし、普段からチップを入れたりしていると、従業員は覚えてくれているもので、なにかあった時(閉店間際に注文したい、買い物して戻ってくるころまでには仕上げておいてほしい、これは抜いて代わりにこれをいれてほしいなど)には、気持ちよく引き受けてくれる場合が多いので、何度もお世話になるようなお店では気持ち程度のチップを入れておいてもよいですね!
現金で支払った場合の小銭をレジ横の瓶にいれたりしてもよいですね!
②受けたサービスが良くなかった場合。
こちらは、全く払う必要はないのですが、チップを置いていかないとなると、こちらが常識知らずと思われてしまうので、こういった場合は、$1や1セントなどあえて少額を置く場合があります。
「あなたの接客はこのレベルでしたよ!(怒)」と主張するのです。
これはよほどのことがない限りあまりやらないほうがいいよとは思いますが、相手の勉強にもなりますので、本当に気分を害した場合などは、こういった対応をする人もいます。
ただ、何か不満があるならその場でマネージャーさんを呼んでもらって話をするなどして、最終的には気持ちよくお店を出ていきたいものですよね。
何度も会計を間違えて上乗せされてたり、高いチップを要求されたり、他の席が空いているのにあえて景観の悪いところに通されたりした場合は、よいサービスとは言えないので、こういった場合はまずマネージャーさんを呼びましょう!
4、ハワイで払うチップの相場
だいたいこのくらいを目安にしておけば問題なしです。
ある程度このくらいと思っていて、あとは端数を四捨五入したりして多少の上下は問題なしです!上がるのはいくらでもウェルカムです!
以上からもわかるように、食事やアクティビティをする際などは、この費用を念頭に置いて参加するようにしましょう!チップを考えていないと意外な出費で現金しか持っていない場合は足らない!なんてことにもなりかねません!
5、チップを払う際の注意点
そうは言ってもチップを払う習慣のない私たちは、忘れてしまうこともあります。うっかり忘れていると、チップが抜けていますといわれることもあります。
それ以外に、意外と払い方がわからなかったりしますので、一緒に見てみましょう!
現金で払うときは、自分で食べたものに対して自分で計算した金額を払うだけですが、クレジットカードで支払う流れがよくわからないといった意見をよく聞きますので、下記に記しておきますね!
1、食べた分の料金が記載されたレシートがホルダーに挟まれて来る。
2、料金を確認し、合っていればクレジットカードだけをホルダーに入れて
机の上に置いておく。このときチップも含まれていないかを確認。含ま
れていれば追加で記入する必要なしです。
3、お店の店員さんがホルダーを一度レジまで持って行き、その後クレジッ
トカードとレシートが2枚はいった状態で返ってくる。
レシートの下にどちら用の控えなのかが記載してあります。
【Guest Copy】:自分用控え
【Merchant Copy】:レストラン控え
4、両方のレシートにチップを記入して終了。自分用の控えを持ち、立ち去
ってOKです。
※このとき、クレジットカードは一旦途中会計のような形で宙ぶらりん
になっています。チップの記載を後ほど入力して会計完了になりま
す。これは店側がやる処理となります。それゆえ、チップを自分の方
にも記載しておいて、あとからクレジットの請求が来た時にまちがっ
て入力されてないかを確認します。
ハワイではレシートの下に15%、18%、20%などとチップの目安の金額が書かれている場合がありますので、そちらを目安にしてもよいでしょう!
あと、「Tip」とは別に「Gratuity」と記載された欄がある場合があります。こちらはチップと同じ意味になりますので、もし「Gratuity」の欄にすでにいくらか記載があれば、すでにチップが込みになっているということですので、さらに下の欄に「Tip」という欄があっても、そこは$0.-でよいです。
チップの二重取りになってしまいますからね。
なので、日本ではレシートをまじまじ見るのは気が引けるかもしれませんが、ハワイではしっかりと自分の食べたものが間違いなく計上されているか、余分なものはないか、「Gratuity」の記載はないか、よーく確認しましょう!
「Tip」の欄にトータル金額を書いてしまうと、チップとして計算されてしまいますので、あとで請求が来た時に2倍の額になってる!なんてことになりかねません。
チップの記入には細心の注意を払って記入してくださいね!
・「Tip」込みの料金になっていないか。
→チップ込みであれば、「Tip」欄は$0でOK!
→込みでなければ、別途「Tip」欄に記入する必要あり。
・「Gratuity」の欄に何か記入されていないか。
→記入されている:チップを記入する必要なし。適正な額かは確認。
→記入されていない:チップを記入する必要あり。
・「Tip」の欄にトータル金額を入れてしまっていないか。
・自分の控えにもチップ金額と、トータル金額を記入をしておく。
6、まとめ
いかがでしたか?
チップを払う習慣がないと、レストランで食べる際などはこれがネックになり、ストレスにもなりますよね。
チップはあくまでも気持ちになので、義務でもないですし、気持ちよいと感じたらその人にお金で気持ちを伝えるイメージで挑んでみてください!
慣れてくると「どうしようかなー」みたいに、毎回評価を付けている感じで楽しくなってきますよ!
彼らのお給料に直接結びつくと思って、心優しい目で見ていただけるとよいかと思います!
楽しいハワイ旅行・生活にしてくださいね!
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