ハワイ

ハワイのガンショップ見学~実弾射撃の体験~

ハワイは常夏の楽園のイメージがありますが、
そうは言ってもここはアメリカ。

そう、銃社会でもあります。

ハワイにいてる間に社会勉強の一環として、
ガンショップと実弾射撃を体験してきました。

✔もくじ

  1. ハワイにおける銃に関する規制
  2. ハワイにある銃ショップ見学
  3. ハワイで実弾射撃の体験
  4. まとめ

1、ハワイにおける銃に関する規制


ハワイ州は他の週に比べると、観光地であることもあり、
銃の規制が厳しい州です。

他州に比べて治安が良いことと、アメリカ本土とは文化が違うため、
銃を持ちたいと思う人は少ないようですが、
それでも年間1万件近くの新規登録申請があるようです。


銃犯罪も年に数十件と起きており、最近では、
銃を使った強盗なども発生しています。


ハワイ州で銃を買うには、下記の要件を満たす必要があり、
他州で銃のライセンスがあってもハワイ州の規定によって定められます。

ハワイで銃を買うには
・市民権もしくは永住権所持者であること

・犯罪歴調査や身辺調査で問題ないことがないこと。


もし犯罪歴や身辺調査で問題があった場合は、銃の所持はできません。


また、ハンドガンやライフルなど持つ銃によって、必要な受けるべき講習があり、
それらもすべて受講している必要があります。

銃所有に関する細かい規定などに関しては、
ホノルル警察に直接お問い合わせください。




そんなこんなで、銃を買うことは資格さえあれば認められてますが、
警察官以外で携行することは禁止されており、持ち運ぶ際は、
きちんとしたケースに入れておいとかなければならないなどのルールもあります。





2、ハワイにある銃ショップ見学


そんな中、ハワイにはいくつかの銃のショップがあり、
買うことはできないけど、見るのはできるとのことだったので、
連れていってもらってきました。


4か所くらい見せてもらいましたが、
見るからに知らなきゃ絶対に入れないでしょ!という場所や、
こんなオープンなんだ!というところもあり、
オーナーによって、全然カラーが違うお店の雰囲気でした。。


小さな個人店ではハンドガンやライフルをいくつか置いてるだけで、
ほんの数点しか展示されていない感じでした。


観光客慣れしているお店では、いろんな銃を見せてくれたり、
触らせてくれたりもします。



銃を見せてもらうときの注意点
銃を勝手に触らない

銃口を店員さんやお客さんに向けてはいけない。

引き金に指をかけない。

銃の先を除くのも禁止

渡された時も渡す時も弾が入っていないかを確認する。

引き金を引きたい場合は、必ずお店の方に確認してから。

銃を渡すときは、相手に持ち手側を渡す。



 (お店によってはむやみに触らせてくれなかったり、
  引き金を引くことを許可していないところがあるので、
  きちんと聞いてから触らせてもらうこと!!)



遊びじゃないので、知らないからと言って銃口を店員さんに向けたり、
引き金を引こうとすると、本当に怪しい人だと思われて、
撃たれてしまってもおかしくないくらい、そこは緊張感をもって
見せてもらいましょう。

冗談でやっていたとしても、冗談では許されないこともありますので、
銃の扱いには十分に気を付けてください。


基本的には、ハサミや刃物を扱うのと同じような感覚で、
相手に刃先を向けないなどの意識を持って扱えばよいかと思います。



4店舗くらい行きましたが、
基本的にどこのお店の人たちもとっても良い人たちで、フレンドリーです。
気さくに話しかけてくれたり、銃の扱い方や、触り方など丁寧に説明
してくれます。


驚いたこと

驚いたのは、以外にも店内はいつも結構人でいっぱいということです。

次から次へとお客さんが入ってきます。

皆さん護身用のためだけではなく、大人のお金のかかる遊び的な感じで、
銃を購入されています。

スポーツとでもいうのでしょうか、「今度射撃場でこれと使ってみるんだ~」と
話してる姿を見るとなんとも複雑な気持ちになりました。


ガンショップでは防犯アラームや、ペパースプレーなどを
売っているところもあるので、そういったものを買いに来ている方もいます。

そのほかに銃を整備するための備品を買いに来ている警官の方も
いらっしゃいました。警備も兼ねてると思いますが。。。


アメリカの人からしたら、本物の銃を買えるお店は、
これほど身近なお店なんだなぁと感じました。



銃の値段


あともう一つ驚いたことは、意外と銃は高くないということです。

新品でも$350~$2000くらいで手に入ってしまいます。

銃にもよりますが、中古だともっと安い値段で手に入るということでした。

弾もケースで売っていますが1ケース$20~65(10発~20発。。もっと?)
など銃のタイプによって様々ですが、手に入れられない値段では
ありませんでした。

こんなに気軽な値段で買えちゃうことが、驚きでした。




本物の銃の見た目


残念ながら、どれもこれもぱっと見はおもちゃのように見えます。

鉄の重い銃。というイメージだったのですが、
実際に見てみるとおもちゃのようにみえます。

これで実際に弾を撃つとどうなるんだろう。

そんな疑問がわいてきたところ、隣に撃つところがあるから打ってくかい?
と店員さんに声をかけられ、人生初めての実弾射撃をすることになりました。




3、ハワイで実弾射撃の体験


人生一度くらいは社会勉強のために、チャンスがあるときは
なんでもトライしてみるのがモットーです。

それゆえ、今回もせっかくのチャンスだと思い、体験してみました。



一連の流れはこんな感じです。

①まず、銃を撃つ人の名前とメールアドレスとかを登録します。


銃を選ぶ。
(銃によって値段が違います。私はハンドガンとライフルを選びました。
 1つも2つも値段は変わらないとのことでしたので。。。)

弾を買います。
 (私は旦那と2人で体験したので、箱を買って分けました。)

的を選びます。
 (紙の的を$3くらいで購入します。)

以上で、合計$93でした。
(専用の部屋を使う料金が1人$15かかりました。)

透明のメガネとヘッドフォンを借りて専用の部屋に入ります。

⑤部屋に入ると、インストラクターのお兄さんが
 弾のマガジンへの入れ方、銃の使い方を教えてくれます。 

⑥あとは買った弾を撃つのみです。



撃ってみた感想


率直な感想は、自分が撃つよりも隣で撃ってる人の音とかの方が怖かったです。
衝撃はすごいんだけど、いざ撃ってみるとなるほどこんな感じか。と
意外とあっさりな気持ちでした。

的に当てるのが難しく、どうしたら思っているところに当たるのかと
思っている頃に終わります。


ただ、私としてはちっともストレス発散にはならないし、
またやりたいとは思わなかったですねぇ。
危ないなー。というのと、やはり銃はない社会の方がいいなと思いました。



身を守るとはいえど、そもそも持ってること自体危ないし、危険です。
身を守ったとしても相手も持っていたら。。。


そんなことを考えると、銃は銃でしか戦えないけどそんな戦い方はよくないな。
と思いました。


撃ってしまえば終わりです。急所に当たれば即死です。
銃を使うよりも口を使ってなんとか話し合いに持ち込みたい気持ちです。

ぐうの音もでないようなやり方はやはり好きではないなと思えた体験でした。


今回はきちんとした知り合いに教えてもらったところで、
体験させてもらったのでぼったくられることもなく、
きちんとした性能の銃で体験させてもらえましたが、
怪しいところだと、銃の性能が悪くて暴発したりするそうです。

あまりに安いところはそういった安全面が怪しいので、
ちゃんと信用できるところで体験しましょう。

もし私が今回体験したところで体験してみたい方が
いらっしゃればご連絡いただければお伝えします。

あまり面白半分で行くところではないと思っているので、
本物の銃を撃つことを体験し、きちんと命の重さもわかる方
にのみお伝えしたいと思っています。





4、まとめ

いかがでしたか?何事も百聞は一見にしかずなので、
銃ショップと実弾射撃を大人の社会見学の一環として今回体験してみましたが、
本物の銃の威力もわかりましたし、身を守るために銃を持つということの
是非も考えさせられました。

大人のお金のかかる趣味と言えばそれまでですが、
何かのきっかけで人を殺めてしまう可能性があるというところが、
なんとも複雑な気持ちになります。

なんとか銃のない平和な世の中になるよう願いたいものです。






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