ハワイでひょんなことから歯が折れました!
もともと神経がなかった歯なのですが、その治療費と治療方法を覚書として書いておきます!
目次
ハワイで歯が折れた場合の治療方法とかかった治療費
ハワイで歯が折れた!保険はあるけど治療費いくらかかるの?
ハワイでひょんなことがきっかけて、神経のない歯が折れてしまいました。
もともとハワイでの歯科検診で、神経を抜いた後は歯が弱くなるから、コーティングをしておいた方が良いと言われてましたが、
$700くらいかかると言われていたので、今のところ必要ないかなと思ってほおっていました。
そんな中、今回歯が半分ほど折れてしまいました。
折れたときすぐに折れた部分の歯を拾ったのですが、日曜日だったのでそのまま病院に行くことができず、
月曜日に行きました。
家に帰って折れた部分をひっつけてみたら、ピタッと合うので、これは接着剤みたいなものでひっつければ
元に戻るんじゃないか。そんな軽い気持ちでいました。
そして月曜日歯医者さんに行き、みてもらったところ、
「折れた歯は使えない。神経を抜いた部分の掃除が必要で、そのあと根元は無事だからそこを土台にして、
クラウンをかぶせる治療になります。治療費は受付で聞いてください。」とのことでした。
ということで、折れた歯の部分はぽいです。( ;∀;)
保険って1年間に大体$1,000がマックス。それ以上は自費になる。
そして受付で話を聞くと、
「あなたの使える保険の残高がもうあまり残ってないから、今全部完ぺきにやると$1800自費になります。
それが厳しいなら、リスクはあるけどルートカナルをやめて、仮歯→クラウン。これで$700くらいです。」と言われました。
ハワイの保険は年間に使える額が決まっていて、その額の中で治療をして、はみ出た分は自費扱いになるそうです。
そしてルートカナルとは、神経を抜いたあときちんと処理できていれば問題ないそうですが、その処理が甘かったりすると、
そこからばい菌が入って虫歯になる確率が上がったりするそうです。
まして神経がないから痛みがなく、進行していても気づかないので気付いたころには大変なことになってることも結構あるそうで。。。
こりゃ困った。お金がぶっ飛ぶじゃないか。
そんなに歯にかけられないぞ~。
「選択肢は$1800か、$700しかないのですか?」と聞いたら、「そうですね。」というのが回答だったので、
一旦考えますということで帰ってきました。仮歯だけでもお金がかかると思ったので、しばらくはマスクをしてるし、
歯抜けでも大丈夫かな?と思って、次の治療をするまでこのままでいきます!といいました。
帰宅後、ネットで色々探しても確かに、折れて速攻牛乳に付けてパコッとはめたら何とかなる場合もあるかもしれないけど、
やはり強度の問題で、弱くなるから長持ちはしないと出てくる。
また日本でもクラウンの値段は高く、6万円とかすると。。。
歯の医療レベルは日本よりもハワイの方が高いと聞くから、どうせならハワイでした方が良いのか。。。
散々迷った結果、もう一度その行きつけのハワイの歯医者さんに電話。
「本当にあの2択しかないのですか?ルートカナルは今後のことを考えてした方がいいと思うけど、
そのあとの治療に関してはクラウン以外に治療方法はないのですか?」と聞いたところ、
「そうですねぇ。。。あとは本当は良くないけどとりあえず次の保険の金額が満了になる来年まで、
仮歯で過ごして、保険の金額が増えたらそのときにクラウンをするということもできます。
仮歯は途中で抜けたら保険適用なしで$20くらいでつけられますので。」とのことでした。
仮歯は$400くらいでできるので、これはかなりセーブできるぞ!!
仮歯はもともととれるようにつけるからもって3か月くらいが限度らしいのです。。。
でもなんだか急に希望の光が見えてきた気がして、
「では、仮歯で1年過ごします!」と伝えました。
とりあえず$1000以内には収まりそうだ。というか、もうすでに感覚がマヒしてて、
歯の治療に3万も4万も飛んでいると思うと胃がキリキリしてくる。。。
でもまぁそうと決まれば、とりあえず土台を作って、仮歯を作ってくれるとのことで、
次の週にさっそく予約を入れました。
その間に他の病院でセカンドオピニオンにもいったし、日本の歯科事情も色々調べましたが、
今のところ、土台を作ってクラウンを入れるというのが一番長持ちして、強度も寿命も長いよう。。。
しかもたまたま来月日本に帰国する予定があったので、日本で安いならと思い、
歯科衛生士のお友達に聞いたりしてみましたが、日本だといかんせん治療期間が長くなるので、
今回の帰国期間中には終わることがないと思い、ハワイで治療することにしました。
その後、私の行きつけの歯科医院ではルートカナルができないそうで、別の麻酔ができる歯科に紹介状を書いてもらい、
そこでルートカナルをしました。
そこの先生の手際といい対応といい、とってもすばらしくて、このままここで治療してもらえばいいんじゃないかくらいに
思えるほどあっという間に終わりました。
ハワイの歯医者さんの治療方針
いまいち土台の意味が分かっておらず、まぁ歯は半分残ってるし、そこを基盤として付け足すのかなーなんて思っていたら、
残っていた歯の縦1/3を削れられて、自分の歯が残りわずかに!そこに固い何かを付け足して、それが土台になっていると説明を受けました。
その後歯の方を取って、その日のうちに仮歯を作ってくれて、いったんこれで来年までおいておきましょうということで、終わりました。
ただ、え?自分の歯そんな削るの?なにゆえ?
それなら、欠けた部分つけ足して、全体を覆って補強とかできなかったん?という、なぜか急に???がわいてきて、
すごくショックを受けた気持ちになりました。。。
ぱっと見どこが折れた歯かわからないくらい、仮歯にしてもクオリティが高い気はしますが、
なんだかあんなに元気な歯を削って(神経内から元気ではないが)、小さくしてしまったら、
歯ぐきからばい菌が入りやすくなったりしないのか?
初心者だからよくわからんぞ??という感じで、なんだか今も不安のさなかにおります。
とりあえず、歯科衛生士の日本人の友達曰く、あなたの場合はその治療が一番適切だと思うよ~。
変な折れ方して歯を抜かなきゃいけなくなってたよりはよいと思うよ~と言われて、
ちょっとだけ安心しておりますが、なんだか歯ってあっけないもんだなぁとしみじみ。
とはいえ、結局削ってしまったものはもう返ってこないので、来年までまってクラウンを入れるしかないようですね。
8020運動(80歳まで20本の自分の歯を保とうのスローガン)を目指してるのに、もうさっそく歯が1本なくなってしまった。
小さいことだけど、案外歯って大事。
ハワイと日本の治療内容と治療費を比べた結果
日本では銀歯の治療だと保険が効くし、耐久性もあるので、いまだに使うこともあるそうですが、
見栄えの観点からハワイでは銀歯は使わないそうで、その選択肢はないそうです。。。
セラミックのようなものであれば、保険適用もあるそうですが、それで大体1万以下くらい。
クラウンだと日本でも6~10万くらいかかるそうで、それは 自由診療になるから保険適用外とのことでした。
なんせ日本は治療に2週間とかかかってしまうので、日程的に帰国中にやり切るというのは難しいなぁと思いました。
型を取って入れるだけで最低2週間だけど、もっと余裕を持ってきてくれた方が良いって感じでしたので、
3週間とかも想定内だそうです。
保険が効けば安くできるかもしれませんが、日本に帰って住民票を入れて
保険と年金を収めてさらに治療費と考えると、それでもハワイの方がお金はかかるけど、
そこまで差がないようにも思えました。
ハワイで歯が折れたときの歯医者の治療費 まとめ
歯は神経がなかったので痛みこそ全くありませんでしたが、それよりなにより医療費が痛かったですねー!
この時期この出費はきつい!!
でも神経がない歯はフランスパンをかじってもかけるくらい、年々弱るそうなので、
来るべき時だったのかもしれません。。。
ということで、まとめると
こんな感じですねー!
もし同じような方がいらっしゃったら参考にしてくださいませ!