アメリカ独立記念日に公開された「サウンドオブフリーダム」をみてきました.
見てきた感想と少しあらすじを入れておきますので、
まだ見てなくて、観に行くつもりだよーという方は、こっから先は見ないようにお気を付けくださいませ!
目次
サウンドオブフリーダムの簡単なあらすじ
詳細はネットでググると結構詳しいのが出てくるので、
私は軽く触れておきますね。
主人公ティム・バラード(ジム・カヴィーゼル)は捜査官として小児性愛者を逮捕する仕事をしていて、
あるきっかけからコロンビアで人身売買の被害者となった少年と出会い、
そこから彼の姉を救い出すまでの実話に基づくストーリーです。
人身売買は買い手と売り手が国をまたぐことから、
どこの国の法律で裁くのかなど、管轄的にも
難しい問題があったり、映画の中でティムの相棒が
「犯罪者を逮捕することはできても、被害に遭った子どもを
救ったことは一度もない」と放った一言は、
重く今も頭に残っています。
この映画の主人公となったティム・バラード氏は
今は警察という役職は退職し、
民間財団「Operation Underground Railroad」という団体を
立ち上げ、今も児童人身売買の被害者となった子供たちを
救う活動を続けています。
サウンドオブフリーダムは何がそんなに話題なの?
映画自体は、これまでにもあった実話をもとにしたストーリーで、
いま世界ではこんなことが起こっていますという旨を伝える内容ですが、
映画が完成されてから公開までに5年もかかっていること、
5年前に映画が完成されたときは21世紀フォックスが配給予定だったが、
その後ディズニーが21世紀フォックスを買収し、映画はお蔵入りに。
2023年7月4日公開もまた伸びるかもしれないといわれていたほどです。
そうした背景には、人身売買に政治家やビック企業、
著名人らが多くかかわっているから世間への公開を認めなかったとも
言われています。
また、ガーディアン誌、ローリングストーン誌、ワシントンポスト誌、
CNNなどのメインメディアがこの映画を痛烈に批判したことからも、
やっぱり裏には何か隠されているのではないかという
憶測をたくさん呼び、話題になっているようです。
メル・ギブソン氏のような大物俳優が資金援助、
テスラのイーロン・マスク氏が無料チケット配布を応援していることも
話題にはなっていますが、
何よりも、児童人身売買は、今もなお続いており、
多くの人が一度立ち止まって考える必要があるということを映画製作者側は
強く伝えています。
映画を見た人たちが、泣きながら
「みんなこの映画を見るべきだし、今すぐ行動に移すべき!」
などといろんなコメントも飛び交い、ツイッターなどのSNSでは
公開以降話題がやまない状態となっています。
【拡散希望】
— 地球放浪24年目 Qリプトラベラー / 市民ジャーナリストやってます! / #ツイッターファイル (@qryptraveller) July 12, 2023
『サウンド・オブ・フリーダム』の感想。
とにかく見て😭 pic.twitter.com/K66oGBYXF1
また次の項でお話ししますが、映画自体も
知ってもらう啓蒙活動が優先のため、無料で見ることができるということも、
話題の1つです。
今アメリカは夏休みなので、この機会にこの映画を見て、
家族で話す題材の一つとしてください。というメッセージも
込められています。
いろんな要素を含み、
公開されてからはインディージョーンズ、ミッションインポッシブルを抜く
1位をキープし続けています。
サウンドオブフリーダムは無料で見られるの?無料でゲットする方法。
はい。無料で見ることができます。
これはAngel Filmというこの映画の製作会社が、
お金を儲けるためにこの映画を作ったわけではなくて、
いま世界でおこっている真実を知ってもらい、
それを個々それぞれが配信者となって、
世間に疑問を投げかけてほしいという意図によるものです。
世界で最も影響力があるのは、ストーリーテラーと
スティーブジョブスも言っています。
話題になって、みんなが話すようになればこの事実が
どんどん広まって感がええもらうきっかけになる。
そのためには多くの人に見てもらわなければ意味がない。
だから無料でチケットを配布していると
劇中最後に流れるスペシャルメッセージで、
主人公を演じたジム・カヴィーゼル氏が言っています。
インスタなどのSNSでもお金がないなら、私が払うから、
ぜひこの映画を観に行って!と言っている方も多くみられます。
そのくらい、今こそみんなでこの問題を解決しよう!
今起きている事実と向き合うために、無料なんですね。
無料チケットをゲットするにはこちらをクリックし、
自分が住んでいる地域の郵便番号を入力すると
家の近くにある映画館と上映時間が出てきます。
希望日時を選ぶと、アカウントに登録するように促されます。
ゲストとして購入してしまうと、購入手続きになってしまうので、
アカウントを作成します。
その後登録したメールアドレスにプロモーションコードが
送られてきますので、そのままチケット購入に進み、
(最初は金額が出ている)
その後プロモーションコード(下の段)にメールに届いたコードを
入力すると無料のチケットがゲットできます。
注意ポイント
・もしその時間が満席なら、そのコードがあればほかの時間でも無料で見ることができます。
・コードが発行されてから24時間以内に映画を見に行く必要があります。
平日グルーポンなどを使えば$11.47くらいでも購入できますので、
お勉強代としてはお安いと思いますが、
まずは知って広めることが大事なので、どんなものなのか見てみたいという
気持ちなら、無料チケットをゲットして足を運んでみましょう!
実際に映画「サウンドオブフリーダム」を見た感想
映画自体は先ほど述べたように事実をもとにしたストーリーで、
世界で起きている問題提起を映画でしているというイメージです。
ただ、この映画製作者さん側のこの問題を映画の話として
終わらせたくない、本当に起こっていることだから、
みんなで解決するよう動き出さないと、いつまでも子供の誘拐や
人身売買はなくならない!という気持ちの訴えが今までの
映画の中で最も強いと感じました。
本当のところは誰にもわかりませんが、
人身売買は年間に1500億ドル(約16兆2,390億3,864万)を動かす
巨大産業であることは間違いなくて、
コカインは1度売ってしまえばそれで終わりだけど、
子どもは1日に何度でもお金を生むことができるとも言われています。
そんな事実が5年たった今でも起こっているということを
知ってほしい。
くどいくらい繰り返していますが、
5年前に映画は完成しているのに、今もなお巨大産業として
成立している。
メディアや力のある人たちの情報操作の中で
生きるのではなく、自分の目で見て、考えたものを
発信していこう。
それこそが本当の意味での”Sound of Freedom"(自由の音)となる。
サウンドオブフリーダムの日本公開はいつ?
残念ながら今の段階では日本公開予定は出ていません。
そのうち公開されるとは思いますが、アメリカでさえ
いろんな阻止によって公開が遅れまくりだったので、
日本ではどうなるのやら。。。
アメリカでこれだけ話題になっているのだから、
日本でも公開されるとなれば話題になると思うので、
是非チェックしていてくださいね!
サウンドオブフリーダムの映画をみてきたのまとめ
映画の内容はもちろんですが、それ以上にこの映画にまつわる背景や、
話題になっている理由を追っていくと、ますます真実がわからなくなって、
自分で調べて自分で知ろうとしないと、与えられた情報が
いかに信ぴょう性がないかを思い知りました。
これまで与えられた情報を疑う意識もなかった私が、
メディアの伝える情報を安易に信用するのではなく、
懐疑的な心をもって物事を見る必要があるという
悲しくも現実的な境地にたどり着きました。
考え方やとらえ方はそれぞれで、
この映画をきっかけにどう思うかはその人次第です。
ただこうして、声を上げて問題に立ち向かっている勇気ある人もいるということを
知り、私には今が何ができるだろうかと改めて思わされました。
今すぐコロンビアに行って人身売買を止めよう!
人身売買の子どもたちを助けよう!と動き出せるわけではないですが、
家族から引き離され、無理やり大人の欲望のために利用される子どもたちが
一刻も早く親元に帰り、家族と平穏な日々を送れることを
願うばかりです。
ーGod's Children are NOT for Sale.(神の子どもたちは売り物ではない!)
映画の最後に流れる歌の歌詞よりー