- アメリカ滞在中に準備しておきたい投資の仕込み術をイメージした写真。
アメリカ在住中のうちに私がやっているリアルな運用ルーティン
アメリカに住んでいる間は、投資環境、ドル建て資産、手数料、営業時間など、
“日本に帰国してからとはまったく違う自由度” があります。
そのため私は今、
帰国後はなるべく投資を動かさなくて済むように、
アメリカにいる間にできるだけ仕込みをしておく。
というスタンスで運用しています。
この記事では、
私が実際に毎月どういう流れで投資しているのか、
どんな理由でそうしているのか
を「かなり詳しく」まとめました。
※注意:投資アドバイスではなく、あくまで「私の場合こうしています」という体験談です。
ご自身の状況に合わせて参考にしてくださいね。
この件に関する責任は一切負いかねます。
🌟 なぜ帰国前に投資の“仕込み”が重要なの?
私自身、まだ日本へ帰国する予定はありませんが、
もし帰国が決まった時に慌てず動けるよう
今から“帰国後の運用を想定した準備”をしています。
理由はとてもシンプルで、
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帰国後は買える銘柄が制限される可能性がある
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送金コストが日本→アメリカは高くつく
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為替や税務ルールが変わるとお金を自由に動かせなくなる
-
アメリカ在住中の方が圧倒的に自由
だからです。
つまり、
「帰国後に困らないように、アメリカにいる今のうちにコツコツやっておく」
という考え方です。
💰 私のリアルなルーティン:毎月の“投資用キャッシュ”作り
■ ① 給料日 → 毎月150ドルをまずシュワブへ移動
毎月のお給料が入ったら、まず最初に
$150 をチャールズ・シュワブ(Invest Account)へ移動しています。
これは、
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生活費とは完全に切り離す
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どんな状況でも毎月投資できる状態を作る
-
“投資用キャッシュ” を育てる
ためです。
私の場合、一度 Invest に入れてしまうと「使わないお金」になるので、
自然と投資にまわせるというメリットがあります。
📈 ② 定額で買うものは長期目線でゆるく積立
定期的に買っているのは、
長期目線のETFなどの安定系です。
毎月の相場を見て買うものを決めていますが、
「今月は忙しくてじっくり練っている時間がないな。。。」
という日は とりあえず S&P500(指数)に全部入れる日もあります。
ドルコスト平均法をゆるめに取り入れている感じです。
精神的にも楽で、
“下がっても上がっても毎月少しずつ前に進む”
という安心感があります。
私は$150の70%を安定株に充てています。残り30%は成長株へ。
安定株でDrip投資(配当金がはいるもの)を重点的に購入しています。
あとはS&P500などの
チャレンジしたいとき、ほしかった銘柄が下がったときは
そこに投資するようにしています。
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T
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VZ
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コカ・コーラ(KO)
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S&P500
など、長期で安心して持てる系の銘柄です。
📉 ③ Buy the dip(下がった時に買う)用にキャッシュを残しておく
毎月の定額買いとは別に、
下がったタイミングで買い増したい銘柄が買えるように
投資用キャッシュを少し残しておく
ようにしています。
Invest Account→ Individual Account の使い分け。
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Invest に毎月メイン口座からお金が入る→気が向いたときにIndividual Accountに移動。
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チャンスが来たら必要分だけすぐ使えるように準備
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その場で買う
という流れです。
💵 ④ お金が余った月は、追加でシュワブ or Coinbase へ
とにかく私のモットーは、
アメリカにいる間にできるだけプラス(資産の土台)を作る!
という考えなので、
月の終わりにお金が余ったら、
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チャールズシュワブ
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コインベース
どちらかに追加で入れて、
好きなものを少しずつ買っています。
帰国後は“買える銘柄が変わる可能性”があるので、
今のうちにやれることはやっておくというスタイルです。
あれ!これ!と決めつけずに、毎朝気になる銘柄はチェックしているので、
おや?これは買い時では?と思ったときに買うといった感じで、
ゆるりとやっています。
💡 ⑤ 帰国後は大きく動かない前提で考えている理由
正直、帰国後に株の売買が今と同じようにできるかは
ルール変更や居住国制限で変わる可能性があります。
だからこそ私は、
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今、アメリカで自由に買えるうちに
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長期で持っておきたいものを揃えておき
-
帰国後は大きく動かさなくて済む状態にしておく
という方向で運用しています。
「後から変わったら困る」より
「今ある自由の中で準備しておく」方がストレスがないからです。
💸 ⑥ 送金はアメリカ→日本が有利。日本→アメリカは手数料が重い
これも大きな理由のひとつ。
日本→アメリカへの送金は手数料が高い!
だから私は、
帰国後に追加で送ることがないように、
アメリカ滞在中にできるだけ資産の形を作っておく。
これに尽きます。
🌍 ⑦ 海外旅行でもドル資産が使えるのが強み
例えば日本円が弱い時は、チャールズシュワブのデビットカードの出番です!
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チャールズシュワブの口座からATMで引き出せる
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ATM手数料が無料!その時引き落とされるが、その後全額返金される
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ドルで支払ったほうがお得な場面も多い
ので、とても便利です。
為替の状態を見て、
円とドルの使い分けをしています。
📌 まとめ:帰国後“動かさなくて済む状態”にしておくという考え方
私が目指しているのは、
帰国してから慌てて投資をいじる生活ではなく、
アメリカにいる間にしっかり土台を作って、
帰国後はほぼ放置でOKな状態にしておくこと。
アメリカにいる今は自由度があり、
コストも低く、帰国後より動きやすい環境です。
だからこそ、
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毎月少額ずつの積立
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キャッシュを残した運用
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下落時の買い増し
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余剰資金の追加投資
-
ドル資産のストック
を、私は淡々と繰り返しています。
まだ帰国予定はありませんが、
もし決まった時にすぐ動けるように、
今から準備と情報収集だけは進めています。
何より大事なのは、
無駄な手数料や不必要な損を避け、
自分のお金をできるだけ賢く活かすこと。
これを意識して、今日もコツコツと運用しています。

