- アメリカ在住者が相場下落時にどのように判断するかをまとめた記事です。
私はアメリカ在住なので、
相場が下落するときは「株価・仮想通貨」だけでなく、
ドル高・円高・為替リスク まで考える必要があります。
日本に住んでいたころとはまったく違う視点が必要です。
この記事では、
アメリカ在住者が相場急落時にどう動けばいいか
私なりの判断基準をまとめました。
※この判断が正しいのかはわかりません。
今件に関して当方は一切の責任を負いません。
ただ、参考の一つとしていただければ幸いです。
1|アメリカ在住者がまず為替を見るべき理由
日本在住の人はあまり気にしませんが、
アメリカ在住者はこれが本当に重要。
今は円安で$1=¥154とかなので、
ドルをもって日本に旅行に行くと、かなり安く感じられます。
逆に日本円をもってアメリカに来るとすべてが高く感じられます。
私は、アメリカが居住ベースなので、
「ドルで稼いでドルで投資する」
をベースにしています。
2| ETFは“ドル資産として積み上げる”のが正解
S&P500・VOOなどのETFは、
アメリカ在住者にとって ドル資産の柱 です。
私はこれまで、
“少し余裕があると買い増し → 下落時は余剰資金の半分だけを購入
というスタイルでやってきました。
今回のような相場でも、
ETFは淡々と積み上げるだけでOK。
結果としてETFなどはドルコスト平均法として考えたらよいので、
相場の下落などに踊らされず、淡々と毎月定額を買っていけばよいと思います。
長期では最も安定し、
「持っているだけで強い」のがETFです。
3| BTC/ETHは“短期の値動きより、長期テーマ”で考える
仮想通貨はボラティリティが大きいので、
短期だけを見ていると心が持ちません。
だけど、その上がり下がりが面白くもあるのが仮想通貨です。
私は、
短期の売買も余剰資金で楽しむけれど、
長期目線も持って長い目で見たらどちらが得かを考えて購入しています。
また、レートに踊らされないように、
下がっても、
指値を決めて感情で動かないようにしました。
あと、
「買い増ししたいのに現金がない」問題
買いたいときに買いたい金額をすぐに投入できるように、
普段から少しずつ買い増し用のお金も置いておくことが大事だと痛感しています。
4| “今円を買うべきか?” → 基本はNO
アメリカ在住者は、
ドル資産を増やすほうが圧倒的に効率が良いです。
もちろん日本旅行や帰国のために
少し円を持つのはOKですが、
投資目的で円を増やす必要はあまりありません。
特に今のように円安が続いていると、円にするメリットはありますが、
円に換えてもそれを運用しようがないので、ドルで回していく方がメリットがあると思います。
5| 判断基準は“リスク許容度”と“現金比率”
今回私は、
ミーム系コインを損切りして BTC・ETH のみに切り替えました。
ものすごく、ものすごく心が痛くて、
その決断に至るまでに2時間くらいかかりましたが、これは、
「短期の損より、長期の利益のほうが大事」
という判断からです。
でもこの判断ができたのは、
・リスクを理解していた
・現金もある程度残した
・急落時に感情で動かなかった
からだと思っています。
この判断が吉と出るのかはわかりませんが、
将来のビットコインとイーサリアムの伸びしろに懸けてみました。
これがうまくいきますように!
🌈 まとめ|アメリカ在住なら“ドル資産で長期戦”が最強
海外在住というだけで、
日本とは少し違った投資判断が必要になると思っています。
今回の急落で改めて感じたのは:
-
為替の影響は大きい
-
ETFは淡々と積むのが最強
-
BTC/ETHは指値で感情を抑える
-
無理に円を買わなくていい
-
現金の貯金があることでメンタルが安定する
ということ。
短期では揺れ動いても、
長期で見ればすべてが経験となり、資産になっていくと信じて、
今回の決断がよい判断だったといえますように!


