- 「ロサンゼルス=常夏」は誤解。冬の朝晩はダウンが必要な日もあります。
みなさんは「ロサンゼルス」と聞いて、どんな気候を思い浮かべますか?
一年中半袖で過ごせる
冬でもコートはいらない
常にカラッと暖かい
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
ですが、実際に住んでみると、ロサンゼルスの冬は意外と寒いです。
ロサンゼルス市?ロサンゼルス郡?まずはエリアの話
ロサンゼルスは少しややこしく、
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ロサンゼルス市
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ロサンゼルス郡
に分かれています。
サンタモニカ、ビバリーヒルズ、ハリウッドもすべてロサンゼルス郡に含まれます。
郡のほうがかなり広い、というイメージでOKです。
実際のロサンゼルス郡の冬の気候
「カリフォルニア=温暖」というイメージは確かにありますが、
冬の朝晩は普通に寒いです。
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日中:晴れていれば15〜18度
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朝晩:5〜10度前後
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16時半以降:体感温度が一気に下がる
ハワイに3年住んでいたこともあり、正直かなり寒く感じました。
特にサンタモニカやハリウッドなど海側のエリアは、
海風の影響で体感温度がさらに下がると言われています。
ついでにワイキキの気温を載せておきますね!
ハワイに3年いたこともあってかこれが温暖だとは到底思えません!
ハワイでも冬の日陰は寒かったのに、これだと日本と変わらんやんー!
普通に日本の冬のように感じるほど寒いです!
日中の日差しがあれば温度が上がることもあり、日向にいれば確かに薄い長そで1枚、もしくは人によっては半袖でいられるかもしれませんが、わたしとしては16時半にはもうすでにウルトラライトダウンを着ています。
今年は例年よりも寒いよ!とここに住んで長い隣人に聞きましたが、それにしても寒すぎ!
ちなみに海側(サンタモニカ)やハリウッド)は海の浜風が吹くので、私が住んでいるアルカディアよりも体感はもっと寒いらしい。
冬にロサンゼルスへ行くなら持っていく服装
もし冬にロサンゼルスに観光に来られる方は、上に羽織るものはもちろん、ヒートテックも持ってきましょう!
とにかく朝晩が寒いので、ヒートテックのような薄くてあったかいものは旅行にも重宝します!
のちにも記しますが、アメリカの暖房器具って日本ほどイケてなくて、あんまり暖かくありません。
ホテルだとお出かけするときも一日中暖房をつけておけますが、それでも日本ほど部屋中があったかくなるってことはない気がします。常に送風みたいな。。。
ただでさえ乾燥しているロスで、暖房ガンガンなどは次の日起きたらのどがイカれてしまいそうなので、
濡れたタオルを干しておくなどケアをしっかりしてくださいね!
まぁ12月に日本からくる場合は、日本がすでに寒いと思うので、日本の家を出るときと同じ格好でよいと思います。
バリバリのマフラーと帽子ほどはいらないですが、私は夜はヒートテックを着て上にフリースを着て、ウルトラライトダウンを着ています。
ただ、日中晴れていると16度とかにはなるので、日本の時のように分厚いタイツを履いて、その上にズボンをはいてなど
重ね着をするほどではないです。
日本にいるときの最高級の厚着をロスの日中にすると汗だくになる可能性もあります!
なんせロサンゼルスは夏は暑く冬は寒い盆地で砂漠なので、温度差がすこぶる激しいのです!
思っていたよりも暑かったら、お土産がてらにロスのかわいい服を買いましょう!
ロサンゼルスの家は「意外と寒い」
ここが、日本と一番違うところかもしれません。
ロサンゼルスの住宅は、
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断熱が弱い
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セントラルヒーター(送風式)が多い
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部屋全体がぽかぽか、にはなりにくい
という特徴があります。
ホテルでも「暖房を入れているのに、なんとなく寒い」と感じることが多いです。
さらに、ロサンゼルスは乾燥しているため、
暖房を強くすると 喉や肌が一気にやられます。
👉 濡れタオルを干す
👉 加湿器があればベター
このあたりは日本と同じ対策がおすすめです。
ロサンゼルス在住者が使っている暖房事情
ロサンゼルスでよく使われている暖房は、
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Furnace(ファーネス:送風式暖房)
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セントラルヒーター
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暖炉(※見た目用なことも多い)
我が家は築年数のあるアパートで、
昔ながらの Coleman製ファーネス が付いています。
正直な感想は、
「ないよりマシ。でも日本の暖房には負ける」
という感じです。
我が家はアパートなので暖炉何てあるはずもなく、暖房は入居時に確認しましたが、なんだかとても古そうな代物で、
「これ使えるの?」って聞いたら、
「基本あったかいから使うことないと思うよ!」って言われたんですが、
いやそれでも使いたい!っと思ったので、大家さんに連絡してみたら「元栓?みたいなものがあってそれを点けると使えるよ~!
今度行ったらやってあげるよー!」という返事が返ってきたので、ただいま待っている状態です。
とりあえず寒いからオーナーさんよ、早く来てくれ。。。

こちらが我が家にあるコールマンのファーネス
この建物自体築40年弱?くらいだそうで、結構ぼろぼろなのですが、この暖房器具はさすがに使えなさそう。。。でもないよりましかも?と思って、大家さんが来てくれることに期待です!
でもこの器具、よく見ると「Coleman」って 書いてるんですよねー。コールマンってあのコールマン?よくリュックとかで見る?と思って調べてみたら、どうやらそうらしい。
そしてこれはコールマンのファーネスというもので、どこの家庭にもよくある暖房器具らしい。
ただ、その評価はどれもぬるい弱風だそうで、あんまり期待できなさそう。。。
日本の電気カーペットは…アメリカだと高い
「じゃあ電気カーペットを買えばいいのでは?」と思い、
アメリカのAmazonを見てみたところ…
👉 $200〜$260(約3〜4万円)
即、断念しました。
代わりに検討しているのは、
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ハロゲンヒーター
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小型の電気ヒーター
$30〜$50くらいで買えるものも多く、
ファーネスが弱い家では現実的な選択肢です。
ロサンゼルスの冬、実はずっと寒いわけではない
良いニュースもあります。
ロサンゼルスは、
一番寒いのは12月〜1月初旬。
それを過ぎると、晴れの日が増え、
2月後半〜3月にはかなり過ごしやすくなります。
「ずっと寒い」というわけではありません。
まとめ|ロサンゼルスの冬は“なめると寒い”
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ロサンゼルスの冬は意外と寒い
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朝晩は日本の冬とほぼ同じ
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家の中も油断すると寒い
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ヒートテック+軽めダウンが最強
「ロサンゼルス=常夏」と思って来ると、
確実に寒さにやられます。
でも、きちんと準備すれば、
冬のロサンゼルスは空気も澄んでいてとても快適です。