ロサンゼルスと一言で言っても、かなり広いので一概には言えませんが、
日本以上に警戒が必要なことは事実です。
観光地でも有名なサンタモニカでもアマゾンの置配が盗まれることが多発していたり、
住人以外は入れないようゲートがあるところでも不審者が侵入して寝ていたりということが
よくあります。
そういった軽犯罪がすぐに悪質な犯罪に結びつくものではありませんが、ドラッグ中毒者や
窃盗が増えているとやはり警戒はいつも以上にしておく必要があります。
ロサンゼルスの行ってはいけない場所
どのくらい危険なのかは下2つのサイトからもチェックできます。
ここ最近起こった事件がサイトを通じて見れます。
参考にしてみてください。事件が起きているあたりは、ドラッグ中毒者、麻薬の売買、
ホームレスが多い地域となります。
SKID ROW:
スキッドロー(ダウンタウンのリトルトーキョーから2本くらいブロックをしたにいったところです)
ここはホームレスが多いことと、犯罪が多発している地域ですので、
昼間でも行くのはやめましょう。
また運試しやチャレンジなどと遊び半分で言ってよい場所でもありませんので、
絶対に行くのはやめましょう。
夜のハリウッド
ロサンゼルスに来たらみんなが観光といえばハリウッドでしょう!と思うくらい有名な場所ですが、
ワンブロック毎に1人ホームレスがいるくらいのレベルです。
昼間にいるホームレスはまだおとなしいですが、暗くなると怪しいホームレスも出てきます。
日本にいるときに思い描いているハリウッドより何倍も危険なにおいがプンプンしていますので、
観光は午前中から15時までにし終えましょう。
このエリアは夜はクラブ街となり、それこそ怪しい人がわんさかいますので、
クラブに行こうと思っている方も、持ち物は最小限で行ってくださいね。
行っても人気のところは待ち時間が長くて外で待たされることも多いんだとか。
こっちのローカルの人たちでもハリウッドのクラブは人が多いし、
治安が悪すぎていかないといってるくらいです。
行くならコリアンタウンの方が安全と言っていました。
ハリウッドのこぼれ話~CDを売りつけてくるラッパー~
これは純粋に歌手になりたいと思っているラッパーさんを助けてあげたいと思うなら、
払ってあげればよいことですので、詐欺とは言えないかもしれません。
ただ、音楽そのものを聞いてもいないのに売りつけるのはどうかなぁと思いますねぇ。。。
その手口は。。。↓↓↓
ハリウッドのメイン通りを歩いていると通りすがりにぶつかってきて、
そのときにCDを落としてそれを拾ってあげると、それにサインを書いて、
無理やり売りつけてくるラッパーさんがいるのです。
かなり手馴れているので、毎回そのやり方でお金をもらっているんだと思います。
そのCDには名前を書いてしまったから、返品できないといってきます。
素直に応援してあげようと思えば$20くらい渡せばおとなしく引き下がってくれますが、
何も言わずにノーだけ言っていると、しつこくついてきますので、
いるのかいらないのかをはっきり伝えましょう。めんどくさかったら、量産していると思しき
コピーしたCD-ROMはもらえますので、$20くらい払って退散しましょう。
でもそもそも、まずそのCDを拾わずに無視するのが一番です。
中には数百ドル要求してくるこの手の詐欺がニューヨークとかニューオリンズとか
全米のあちこちで行われているようですが、基本的に知らない人は信用しない、
悲しいですが、気軽に話さないのが一番です。
夜のユニオンステーション周辺
基本的に夜というより、日が落ちて暗くなったら出歩かない方がよいのですが、
ユニオンステーション周辺もホームレスが多いのと、なんとなく電灯などが少なく、
薄暗い感じがしています。
車は通っていますが、人が歩いてることはあまりないので、
うろつくことはお勧めしません。
連れ去られても誰も気づかないと思います。
遅い時間に空港からバスでユニオンステーションに到着する場合は、
到着後はすぐに電車に乗るか、ウーバーを呼べるようにしておくのが良いでしょう。
日の出前の朝早い時間も一人でうろつくことはおすすめできません。
実際2022年1月ごろ、ユニオンステーション付近でバスを待っていた女性が
刺されたか撃たれたかで殺されています。
ロサンゼルスで事件に巻き込まれないためにすべきこと
2.知らない人に声かけられても基本対応しない。
3.ガイドブックを持ちながら観光しない。
4.貴重品は肌身外さず!財布をちらつかせない。
5.日本と同じ感覚で歩かず、気を張って歩くこと。
6.ブランド品を身に着けて歩かない。
7.高級なアクセサリーや時計も身に着けない
8.サングラスをしてどこを見てるかわからないように。
1.日が落ちて暗くなったら出歩かない。
日本のように暗くなっても街を歩けるほど安全ではありません。
暗くなったら基本的には用事がない限り部屋から出ないのが一番大事です。
ちょっとのどが渇いたからと言って、コンビニ行くなんてことも夜ならおすすめしません。
暗くなると、どこからか怪しい人たちがほんとにあらわれてきます。
昼間にいるホームレスの人たちは本当に特に危害を加えてくることはめったにありませんが、
夜の人は何をしでかすかわからないので、要注意です!
2.知らない人に声かけられても基本対応しない。
海外に行って、ハローなんて声をかけられてたら答えたくもなりますが、
基本的に知らない人には返事をしなくてもOKです。
雰囲気的に怪しそうな人ならなおさら無視して、一刻も早くその場から
立ち去りましょう。
英語を覚えたての場合はどんな人とでも話をしたいと思ってしまうと思いますが、
こちらが良かれと思って話をしていても向こうはただお金が欲しいだけの場合も多々あります。
悲しいですが、あまり信用できないので、知らない人には近づかない!を徹底しましょう!
3.ガイドブックを持ちながら観光しない。
これはマジでやめましょう!観光客丸出しすぎです!
もうカモがネギしょって歩いてるくらいわかりやすいいので、狙われます!
観光客とわかればぼったくられます!
ある程度その日出歩くあたりの土地勘をなんとなく覚えておいて、
細かいことは、カフェやランチなど安全な場所に行ったときに地図アプリで確認するなどして、
くれぐれも道の真ん中できょろきょろうろうろはやめましょう。
4.貴重品は肌身外さず!財布をちらつかせない。
ヨーロッパほどスリが横行してるとは思えませんが、カバンを開けた状態で、
財布が見えている、ポケットに財布を入れるなんてことはやめましょう。
取ってくださいねと言っているようなものです。
なんなら長財布は持ってくるのはやめておきましょう。
5.日本と同じ感覚で歩かず、気を張って歩くこと。
これもほんとにあるあるですが、日本で観光するときのように、
警戒心ゼロでほよ~っと歩くのはもってのほかです!
日本の平和ボケ状態で来ている人は、
昼間であっても、気を張って、周りは泥棒だらけだくらい思っていても
ちょうどいいくらいだと思います。
きつめな発言をしていますが、本当にやられたくなければ警戒心は大事です。
貴重品は肌身は出さず、ちゃんと守っているっていう感覚を忘れずに!
6.ブランド品を身に着けて歩かない。
これも護衛がいるとかでなければ、やめましょう。
明らかにお金を持っている観光客だとアピールしてどうするんですか?
ユニクロくらいで押さえておきたいところです。
持っているアピールするべきとこは、ここではありません。
ロサンゼルス観光はラフな格好が一番です。
7.高級なアクセサリーや時計も身に着けない。アイフォン含む。
服装もそうですが、キラキラしたアクセサリーや高級時計なども
ロサンゼルス観光ではいりません。
またアイフォンやアップルウォッチも持っていればお金があると思われてしまいます。
不要なものは基本身に着けないのが一番です。
ウーバーでレストランまで行って、ウーバーで帰ってくるだけなら、
おしゃれな格好をしてもよいですが、街ブラかねての場合はブランド品はやめましょう。
8.サングラスをして人と目を合わせない。
目が合うと人が寄ってきたりするので、サングラスをかけてどこを見てるかわからないようにしましょう。
日差しが強いロサンゼルスでは、本当に目を守るためにサングラスが必要な環境ですが、
サングラスをかける理由の一つにどこを見ているかわからないようにするというカモフラージュ作戦が
あると思います。
これは結構大事なことで、変な問題を寄せ付けないためにも簡単にできる護衛方法だと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
これほど注意するのは、911通報をしてもなかなか来ないから!
残念なことにロサンゼルスは単純に広いということもありますが、現在人手が足りておらず、
日本でいう110、119番通報のような911通報をしても、留守電になることが多々あるそうです。
もちろん警察の方は頑張ってくれています。
でも不況のあおりを受けて、治安が悪化し、人手も不足していることから、
全部の電話に対応できていないそうです。
電話をかけても留守電になり、折り返しが30分後になることもあるそうです。
本当に一刻を争う場合は全くと言っていいほど頼りになりません。
なので、助けを呼んでも来ない可能性があると思った方が良いです。
それゆえ、自分の身は自分で守らねばならないのです。
ロサンゼルスは日本のように、夜中に女の子が歩いても平気で警察を呼べばすぐに来てくれるような
場所ではありません。
事件に巻き込まれないためにも自分の身は自分で守ると強く意識して、
楽しい滞在にしてくださいね。
ロサンゼルスの治安に関するまとめ
今回は結構強めの口調でお伝えしましたが、不景気から治安が悪化していること、
ドラッグ中毒者も増えていることなどから、本当に明日は我が身!の状況です。
個人的にブラジルとかよりもハワイ含むアメリカの方が、危ない気がしています。
もちろんブラジルもファベーラとかはまずいですが、そもそもそんな場所に行かないし、
基本的なことを守っていればそれほど危なくはありません。
また犯罪の目的も貧困ゆえ、お金ほしさ、食べ物欲しさから生まれるものが多いです。
銃撃戦なども日常で起きているわけではないので、怪しい事件に巻き込まれることは稀です。
(もちろん日本よりは確率が高いですが。。。)
ただし、アメリカの場合はドラッグ中毒者が多い気がしていて、
彼らはお金が欲しいわけでもないので、話し合いができない。
そいう言う人が多い地域の方がはるかに危険だと思っています。