アメリカでクレジットカードを持ちたいと思っても、すぐには持てません。
日本の様に収入があって審査に通ればすぐに持てるというわけではないのです。
では、どうすればクレジットカードが持てるか。
こういった疑問にお答えします。
目次
✔もくじ
1、アメリカでクレジットカードを持つ方法
①SSNと、②クレジットスコアが必要。
①SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)が必要
アメリカでクレジットカードを持つには、最低限必要なものとして、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)があります。アメリカでの収入や納税だけでなくどこで働いていたかなど、この番号からいろんなものがチェックできます。日本でいうマイナンバー的なものですね!色々紐づくので悪いこともできません。
アメリカで働くことになれば必ず取らなければならないので、長期滞在としてアメリカに来た場合は、到着後すぐにやることの1つでもあります。
②クレジットスコアが必要
クレジットスコアとは、あなたがこれまでクレジットカードを使ってきたヒストリーを点数にするとどのくらいかという指標なるものです。
何をどうすれば何点取れるという細かいことはよくわからないのですが、クレジットカルマというアプリで、あなたは今このくらいのスコアがあって、今カードだと作れますよ!など教えてくれるものがあるので、それを目安にしましょう。
クレジットヒストリーというのは、あなたがアメリカで作ったクレジットカードの利用歴や返済歴のことです。
アメリカでは支払いは、一括払いではなく、いついくら払うかも自分で決められます。決められた期日に遅れないように
ある程度クレジットヒストリーがないと作れない日本だと、ある程度の収入を入力し、審査されて通れば晴れてクレジットカードを持つことができますが、アメリカの場合は、SSNとクレジットヒストリーでクレジットスコアというものがある程度ないと対象のカードが持てません。しょぼいカードでも、今までアメリカでクレジットカードを持ったことない場合は、持てないのです。
そうなんですよー。卵が先か鶏が先かみたいな感じですが、クレジットヒストリー作りたいのに、クレジットカードがそもそも持てない。そんな場合はどうするかというと、選択肢は3つです! JALかANAのアメリカで発行してくれるクレジットカードを持つかアメリカの銀行でいくらか担保に入れてその範囲内で利用できるセキュアカードを持つしかありません。JALもANAも年会費はかかりますが、マイルは貯められるので、せっかくならクレジットヒストリーも付けながらマイルも貯めたい!という人は、銀行ではなくこっちでもよいかもしれませんね!
※ちなみにこのJALとANAカードは、ソーシャルセキュリティーがなくても作れるので、とにかくアメリカで海外口座からドル払いで引き落とされるクレジットカードが作りたい方もおススメです!
2、クレジットカードヒストリーのスコアの上げ方
クレジットカードスコアをチェックするには、クレジットカルマというアプリがおススメです!こちらで必要事項を入力すると、あなたが今どのくらいのスコアであるかを確認することができます。
クレジットスコアがある程度たまってくると、あなたの今のレベルだとどのカードが持てますよ!などを教えてくれますので、それを目安に申請してみるとよいでしょう!
このクレジットスコアというものはローンや携帯代などいろんな支払いを一括で管理されていて、転居や就職でも調べられるとも聞きます。
お金に困っている人ではないかなど、信用度合をこのクレジットスコアで見るのです。
ではクレジットスコアを上げるにはどうすればよいか。
とにかく何かしらの先ほど挙げた上記3個のうちの1つのクレジットカードを1年くらいも持つとクレジットスコアがたまってきます。
もちろんこれは、滞りなく支払いをしていればというのが前提ですが!
※アメリカでは日本と違って、末締めの15日払いのようなカードの支払日があらかじめ決まっているということはなく、支払いも支払う金額も自分で決めます。あえて借金をしているようにして、でもきちんと期日までに払っている。これを証明することで、クレジットスコアが上がるのではないかと思っています。
少額であれば一括払いでもよいと思いますが、携帯代や何十万という買い物をした場合、一括で払うよりもまんべんなく定額で月々払った方が印象が良いようです。
たとえば、ある月は$10,000払ったけど、翌月は$1,000だけのようになるのはあまりよくないと聞いたことがあります。
根拠があるわけではないので、あくまでも参考としてくださいね!
自分で好きな時に払うといっても、それなりに期日というものはあって、払い漏れるとクレジットスコアが下がるので要注意です。
これは本当に要注意です!下手すると3枚目以降のクレジットカードが作れなくなったり、色々と支障が出ます!
うっかり忘れてしまわないためにも、クレジットカード会社によっては支払い機能のオプションとして、毎月何日にいくら支払うといったように、自分で設定することもできます。
3、まとめ
とにかくアメリカでドル払いのクレジットカード(セキュアカードと呼ばれる銀行のか、JAL,ANA)を1年くらい持って、ある程度クレジットスコアがたまったら自分が持ちたいカードが持てるということになります。
アメックスのプラチナなどと飛び級のようなすごいカードが持ちたければかなりクレジットスコアをためなければならないので、それなりに大きな金額を毎月きちんと払えていれば少しはたまりやすくなるのかな?