- 9月のロサンゼルスは一年で最も暑く、特に16〜18時の西日が入る時間帯は体感温度が一気に上がります。
「ロサンゼルス=一年中カラッと快適」
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。
確かに、海沿いのエリアや観光地だけを見ると
ロサンゼルスは“過ごしやすい街”に見えます。
ですが、住んでみると分かるのが「夏の本気の暑さ」。
特に内陸エリアでは、日本の猛暑とはまた違う、
逃げ場のない暑さを体験することになります。
この記事では、
ロサンゼルス郡の内陸部(盆地)に住む在住者として、
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ロサンゼルスの夏はいつが一番暑いのか
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エアコン事情が日本と全く違う理由
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海沿いと内陸でどれくらい体感が違うのか
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ドジャース観戦を夏に予定している人への注意点
を、実体験ベースで正直にまとめます。
ロサンゼルスで一番暑いのは「9月」
ロサンゼルスの夏で一番暑いのは9月です。
7月・8月ももちろん暑いのですが、
体感的に「本気で危険」と感じるのは9月。
私が初めてロサンゼルスで9月を迎えた年は、
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40度超えの日が連日続く
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朝から夜まで空気が熱い
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道路に蜃気楼が出る
という、日本ではなかなか体験しない暑さでした。
「もう夏も終わりだよね?」と思って来ると、
完全に油断します。
私が住んでいるエリアは「ロサンゼルスでも特に暑い」
私が住んでいるのは、
ロサンゼルス郡の内陸・盆地エリア。
ここはロサンゼルスの中でも
「とにかく暑い」と言われる地域です。
実際、海沿いのトーランスに住んでいる友人が遊びに来ると、
「え、同じロサンゼルスなのにこんなに暑いの…?」
と、ほぼ毎回言われます。
特に一番暑く感じるのは、西日が部屋に入り込む16時〜18時ごろ。
この時間帯は、気温そのものも高いですが、
西日が直接差し込むことで体感温度が一気に上がります。
我が家ではこの時間帯が一日の中で最もつらく、
エアコンが効きにくい家だと、
室内でも本当に危険な暑さになります。
海沿い(トーランスなど)
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日中も風がある
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夜は涼しくなる
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体感温度はかなり低め
内陸(盆地エリア)
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風がなく空気がこもる
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日中は逃げ場がない
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夜になっても暑い日がある
同じロサンゼルス郡でも、
体感温度はまったく別物です。
ロサンゼルスのエアコンは「日本みたいに効かない」
ロサンゼルスの住宅は、
日本のように高性能なエアコンが前提ではありません。
我が家のエアコンも、正直かなりポンコツで、
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音はするけど冷えない
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つけても生ぬるい風
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電気代だけ上がる
という状態。
そのため、私はこれまで
ほとんどエアコンを使わずに夏をやり過ごしてきました。
本当に暑い日は、
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真水のシャワーを浴びる
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濡れたタオルで体を冷やす
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日中はできるだけ外出しない
という、原始的な対策をしていました。
室内で熱中症になったこともあります
正直に言うと、
家の中で熱中症になったことがあります。
外よりも風がなく、
熱がこもった室内の方が危険なこともあるのです。
ラスベガス近郊のデスバレーでは
50度を超える日もありますが、
「さすがにそこまでは…」
と思っていたロサンゼルスでも、
内陸部+エアコンが弱い家
という条件が重なると、本当に危険です。
2025年の9月、ついにエアコンを使いました
2025年の9月は特に暑く、
さすがに限界を感じて、
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エアコンの掃除をして
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3回ほど本気で使用
しました。
「使えば涼しい」というより、
“使わないと危険”な暑さだったというのが正直な感想です。
夜は急に涼しくなる?ならない日もある
ロサンゼルスは砂漠気候なので、
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日が落ちると急に涼しくなる
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半袖だと寒く感じる日もある
のは事実です。
ただし、9月は例外。
夜でも38度近い日があり、
「夜になっても全然涼しくならない」
という日もありました。
9月にドジャース観戦するならナイター一択
9月はドジャースの終盤戦シーズン。
この時期に観戦を考えている方は、
デイゲームは正直おすすめしません。
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日差しが強烈
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スタジアムの照り返しがきつい
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体力を奪われる
そのため、
👉 9月は必ずナイター(夜の試合)を選ぶ
これが在住者からの本気アドバイスです。
まとめ|ロサンゼルスの夏は「想像以上に過酷」
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ロサンゼルスで一番暑いのは9月
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内陸エリアは特に危険な暑さ
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エアコンが日本ほど効かない家が多い
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室内でも熱中症のリスクあり
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観光・野球観戦は時間帯に注意
「ロサンゼルス=常に快適」
ではありません。
特に9月に来る方は、
暑さ対策を前提にスケジュールを組むことを強くおすすめします。
