- コペンハーゲン空港での乗り換え中、遅延により次の便に間に合わず大きなトラブルになりかけた実体験。
- コペンハーゲン空港での乗り換え中、遅延により次の便に間に合わず大きなトラブルになりかけた実体験。
はじめに
私が今回ドイツへ行く際、スカンジナビア航空でコペンハーゲン空港(CPH)で経由でフランクフルトへ向かう予定でした。
結論から言うと、かなりバタバタしましたが、最終的には無事に到着できました。
これから同じように
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コペンハーゲン乗り換え
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シェンゲン協定内への入国
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遅延・振替が発生した場合
に不安がある方の参考になればと思い、実体験をそのまま書きます。
ロサンゼルス→コペンハーゲン便が遅延
ロサンゼルスを出発する便が、そもそも1時間半遅れの到着となっていた関係で、約2時間遅れました。
この時点で、
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乗り換え時間はほぼギリギリ
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到着予定時刻から次の便の出発まで約20分
というかなり厳しい状況でした。
到着後「ゲートに直接行って」との案内
機内アナウンスで、
「該当便の乗り換え客は、到着後ゲートに直接向かってください」
という案内がありました。
ただし、シェンゲン協定の関係でコペンハーゲンで入国手続きが必要になります。
例えば、
・アメリカ → コペンハーゲン → ドイツ
というルートの場合、
最初にシェンゲン協定圏に入るのは「コペンハーゲン」なので、
**ドイツではなく、コペンハーゲンで入国審査を受けることになります。**
そのため、
「乗り換えなのに入国審査がある」
という状況が発生します。
### シェンゲン協定とは?
シェンゲン協定とは、ヨーロッパの多くの国が参加している協定で、
**協定加盟国同士を移動する際は、国境審査(入国審査)が原則不要**になる仕組みです。、
シェンゲン協定に「最初に入る国」で入国審査を受ける必要があります。
今回私がコペンハーゲンで入国審査を受けたのも、
シェンゲン協定のルールによるものです。
この仕組みを知らないと、
「なぜ乗り換えなのに入国審査が必要なの?」
と混乱するかもしれません。
入国審査での対応は「人による」
入国審査で、係の人に
「あと20分で私の乗り継ぎの便が出る」
と伝えると、
ほかの人を抜かして優先的に入国させてくれました。
ただ、これは完全に担当者次第です。
厳しい人だと、
「みんな同じ状況だから」
と言われ、早く通してもらえないケースもあるようです。
今回は正直かなりラッキーでした。
ゲートに着いたが…扉はすでにクローズ
走りに走って、出発5分前にゲート到着。
しかし、
「扉はもう閉まっている。トランジットセンターへ行って」
と言われ、ここで乗れず。。。チーン。。。
トランジットセンターで振替手続き
そのままトランジットセンターへ。
「一番早く乗れる便にしてほしい」
と伝えると、
「ルフトハンザのでフランクフルト行きの便がある」
と言われ、振替えてもらえました。
今回は航空会社事情だったので、無料で振り替えてくれて、
新しい便の搭乗券をその場で発見してくれました。
私が行ったときは空いていたのと、しょっちゅうあるからか、
手続き離れていて、トランジットセンターに行ってから発券までわずか5分程度でした。
結果的に、
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本来の便の約1時間後
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それでも結構ギリギリ
でしたが、無事に搭乗できました。
👉 ここで学んだこと
焦らなくても、航空券を持ってトランジットセンターに行けば最速便に振り替えてもらえることが多い。
ゲート番号は「必ず降機後に再確認」
機内ではゲート番号が表示されていましたが、
降りたら変更されていました。
これは本当に要注意です。
👉 必ず飛行機を降りてから最新のゲートを確認してください。
最大のトラブル:荷物紛失寸前
ここが一番大事です。
ロサンゼルス出発時、
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自分で荷物タグを印刷
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バゲージドロップで預ける
その際、
「バゲージの控えシールは持っておかなくていい?」
とスカンジナビア航空のスタッフに聞いたところ、
「後でメールが行くから、シールは持っておかなくても大丈夫よ」
と言われ、持ちませんでした。
確かに数分後にメールでバゲージチケットは届いていました。
しかし、便が変わったことで…
2便目が変更になったため、スカンジナビア航空便からルフトハンザ便になる。
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私が乗ったルフトハンザ便からフランクフルト到着して飛行機の扉があくのを待っている間に
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自分の荷物が降ろされている(いや、正確にはぶん投げられてる)のをこの目で確認
しかしその後、
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掲示されているカルーセルに出てこない
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係員に聞いても「1つ1つの荷物を追跡してないから分からない」。なに?そんなことあるんか?!
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紛失時の荷物置き場にもない
という状況に。。。
絶対になると思ってたんや。。。やっぱり紛失したやん。
だから言ったやん。荷物ちゃんと同じ便に乗せてや!紛失せんといてや!と。
確かに同じ便には乗ってたさ。でもどこ行ったんよ。。。
「バゲージのシールは?」と聞かれる
何度も、
「バゲージのシールは?」
と聞かれました。
「持たなくていいと言われた」
と説明すると、
「それは良くないね。ないと探しようがないじゃん」
と、複数のスタッフに言われました。
結局メールに来ている荷物のタグ番号でそれなりに追跡はできていたけど、
細かいことはわからず。。。みたいな。。。
👉 これは本当に反省点
必ずバゲージの控えシールは自分で保管すべき。
もう絶対に次からは荷物のタグシールは自分で持っておこう。
実際の原因と結末
最終的に荷物は見つかりました。
原因は、
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フランクフルト到着時に識別するために貼られていた
カルーセル番号が間違っていた
とのこと。私のルフトハンザ便はカルーセル7から出てくると表示。
でも私の荷物にはカルーセル5と表示されて、5で一人で回っていたと。。。
かわいそうに、、、
最終的に1つだけ残されて
空港の係の人に回収されて移動されているところを発見し、無事ゲット。
👉 着陸から空港を出るまで約2時間かかりました。
まったくもう。。。
まとめ(これだけは覚えてほしい)
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不可抗力な場合も多々あるが、コペンハーゲン乗り換えは余裕を持つ
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ゲート番号は必ず再確認
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便変更時はトランジットセンターへ
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バゲージタグの控えは必ず保管
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カルーセル表示は鵜呑みにしない(とはいえ、それってどうしようもないんだけどね)
本当に大変でしたが、最終的には空港を出られてよかったです。


