- 下落相場でも前向きに判断するために、避けるべき行動と私の経験談をまとめました。
相場が大きく下がると、
「売ったほうがいい?」「これは買い時?」
と心が揺れます。
私自身も投資を始めたころ、急落がくるたびに焦ってしまい、
“見事に失敗した行動” をたくさんしてきました。
今回は、2025年11月の下落相場で改めて痛感した
「絶対にやってはいけない5つの行動」 を、私の経験談を交えてまとめます。
初心者の方にも、中級者の方にも読んでもらいたい内容です。
※あくまでも私の体験談で、参考になるかはわかりませんが、
何かの足しになれば幸甚です。
投資に関して一切の責任は負いかねますので、
ご自身の責任の下でご判断下さい。
1|① 下がったからといって、怖くなって全部売る
私が昔やって一番後悔した行動がこれです。
下落して資産が減ると、
「ゼロになる前に逃げなきゃ」と思い、
つい全て売りたくなります。
でも実際は、
暴落後に戻すのが相場の“パターン”。
“安く買えたチャンスを、自分の手で消してしまう”
これが一番やってはいけない行動です。
2|② 逆に、一気に全額つっこむ(=底当てゲーム)
これも初心者あるあるです。
「今が底だ!全部入れよう!」
と思った瞬間に、もう一段下に落ちていく相場…。
今回の急落でも、
「指値が刺さったあとにさらに下がった」
ということが起きました。
”落ちるナイフはつかまない。ナイフは落ちてからつかむ!”
これは投資の鉄則です!
落ちきるまで様子を見て、落ちきったところでつかむのが一番!
落ち始めたらとりあえず様子を見るのがよいです!
これだけで大失敗の確率が減ります。
3|③ SNSの予想に振り回される
X(旧Twitter)やYouTube、コミュニティでは
「まだ落ちる」「もう上がる」「今買え」
と、色々な声が飛び交います。
見れば見るほど混乱し、
自分の判断が消えていきます。
私自身も昔、SNSの影響で焦って売ったり買ったりし、
「なんであの時あの人の意見を信じたの…」
と後悔したことが何度もあります。
信じていたトレーダーの方のツイッターが急にアカウント停止されて
見れなくなったりもありました。
指導者を失った感じでどうしたらいいの?って感じでしたが、
そもそもその人を当てにしているのがダメだったんだなと後になってわかりました。
SNSは「ニュースの一つ」と割り切るのが大事。
4|④ 自分のルールを捨てる(=感情で動く)
今回私は、
・買い増しライン
・現金比率
・指値を入れる位置
を先に決めていたことで、冷静に動けました。
人は不安になると、
ルールより感情が優先されてしまいます。
だけど投資では、
自分で決めたルール=自分を守る鎧
です。
ここから踏み外さなければ大損はしませんし、
損をしたとしてもその後復帰できる見込みがある、”先を見た勝ち”だと思います。
5|⑤ チャートをずっと見続ける(=メンタルを消耗する)
下落しているときほどチャートを見たくなりますが、
これが一番メンタルに悪い。
数字が減るのを見るだけで心が削られ、
判断が乱れ、「売り」「全力買い」につながるからです。
ただただ不安になって、どうしようどうしようと何も手につかなくなります。
私は今回、
「見ない時間」を意識的に作りました。
・指値を入れて携帯を置く
・一定時間チャート禁止
・必要以上にアプリを開かない
これだけで精神がずいぶん安定しました。
なんたって指値を入れているんだから、
見ても何もできない。
その場のレートで自分は動かない!
これも自分で決めたルールの一つ!
これを守ることでメンタルを保ちました!
🌱 最後に:下落相場で一番大事なのは“感情よりルール”
急落相場は怖いですが、
感情に任せた行動こそ、最大の損につながります。
記事①でも書いたように、私は今回
・ミーム系は損切り
・BTC/ETHに集中
・ETFは分割買い
・現金は残す
という自分なりの戦略で動きました。
“今だけ”を見るのではなく、
半年後、1年後、5年後の資産のために判断する。
これが本当に大切だと感じています。

